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JTサンダーズの皆さん、リーグ初優勝おめでとうございます!
創部84年というチームの長い歴史に新たな1ページを加えたリーグ初優勝。
過去何度も跳ね返され、去年も悔し涙を呑んだファイナルの舞台で見せた選手のプレーには「強さ」と「たくましさ」を感じました。
第1セットからデュースに突入し、終わってみれば私自身も過去見たことがない41-39というスコア。見ている者が息を飲む展開にもJTは粘り強く戦い第1セットを奪いました。そして、その勢いのままに第2、第3セットを奪って、去年の雪辱を果たしました。
優勝が決まった瞬間は緑に染まった応援席も割れんばかりの大歓声。コートにできた歓喜の輪には泣いて喜ぶ選手の姿も。選手、スタッフ、OB、チーム関係者、ファン、本当に多くの人が心待ちにしていた悲願達成に、ヴコヴィッチ監督も「このメンバーは永遠に語り継がれるべきメンバーだと思う」と選手を称えました。
思い返せば2年前、越川選手は入団会見直後のインタビューでこう話しました。
「JTを優勝させるために来た」
最初この言葉を聞いたとき「何と力強く頼もしい」と思った私も、リーグ初優勝の期待をせずにはいられませんでした。
そしてまさに有言実行となった今回の優勝。「プレッシャーがなかったといえば嘘になる」と振り返った越川選手がリーグ初制覇を果たした直後に「嬉しいの一言に尽きる」と話した一言がとても印象的でした。
優勝した次の日、チームは広島へ凱旋し猫田体育館でセレモニーが行われました。
会場には初優勝を待ち望んでいたチーム関係者、ファンの皆さんの姿が。到着した時には大きな拍手、そして「おめでとう」の声が響き、大歓迎ムードに包まれました。
越川選手が優勝インタビューで「待ちに待っててくれた広島のファンの皆さん、皆と一緒に喜べる優勝だと思います」と話したように、広島のバレーボールファン、JTサンダーズのファンにとっても嬉しい嬉しいリーグ初優勝となりました!
(テレビ派でも優勝セレモニー後に喜びの声をお聞きしました。皆さんの晴れ晴れとした表情がとても印象的でした!)
私自身も決勝当日から翌日まで取材・中継をさせていただき、歓喜の瞬間に立ち会え喜びの声を聞くことができ本当に幸せでした。
JTサンダーズの皆さん、リーグ初優勝おめでとうございます!