ANNOUNCER BLOG
みなさま、
あけましておめでとうございます
2025年を迎えました。
みなさんはどんな風に年末年始をお過ごしですか?
昨年の1月1日は、能登半島地震が発生し、多くの被害がでました。
今も苦しい状況下で日々を送っていらっしゃる被災者の皆さんに、心よりお見舞い申し上げます。
私は、年越しを実家で過ごしました。
一緒に過ごせる時間が当たり前じゃないことを噛みしめながら、母と一緒に、「絶対今日だけじゃ食べきれんじゃろ」と言いたくなるほどたくさんの料理を作り、
(1日の夜や2日に、違う料理に生まれ変わりながら実家の食卓に並んでいるそうです)
島根へロケに行った際に購入した出雲そばを年越しそばとして食べました。
元旦には、実家近くの山から初日の出を眺め、
今年一年の健康を祈願。
その後、新幹線に乗り、ニュース勤務へ。仕事始めとなりました。
元日から公共交通機関やスーパー、コンビニなどを当たり前に利用できることへのありがたさを感じています。
そして、今日もニュース勤務として会社にいる中で、
ずいぶん久しぶりになってしまったブログの更新を行っているというわけです。
(前回の投稿が2023年・・・!!!)
2024年は、アナウンサーとしては5年目。たくさんの経験を積ませていただきました。
《元気丸》はキャスターを担当して2年目。新しく誕生したエディオンピースウイング広島やマツダスタジアムに足を運び、広島スポーツを盛り上げられるよう、選手のみなさんからお話を聞き、活躍のすごさを伝えるにはどこをどう伝えるのがいいのか考えたり、
2023年秋から始まった《テレビ派》「アナたにプレゼン」のコーナーでは、取材先の方とお話をしっかりして放送を作りました。そして11月には、取材をさせていただく中でつながったご縁のおかげで、初めての座談会に呼んでいただきました。
4月から担当するようになった《てっぺん》では久しぶりのロケ、かつほぼ初めてのバラエティー系で、どうやったら皆さんにそのものの魅力や楽しんでいることが伝わるのか考えたり、
8月のウイングカップ広島や、11月のリレーマラソンではイベントでの司会なども担当し、会場に来てくださった皆さんの笑顔を間近で見ることができた一方で、会場を盛り上げることの難しさを感じたり、
10月には、中学校でバレー部だった私にとってうれしいお仕事もありました。
SVリーグの広島サンダーズの開幕戦の中継を広テレが担当したんですが、その中でリポーターと、なんと始球式を務めさせていただきました。
一生忘れられない体験になりました。そして改めてバレーボールのおもしろさと、自分がしていたスポーツに仕事で関われることの喜びを感じました。
12月のカープフェスでは、初めてトークショーでの司会を務めさせていただき、選手と会場の皆さんに楽しんでいただくにはどうするのか!汗をたくさんかきながら、必死にしゃべり続けた60分間でした。(精進します)
放送以外のイベントや会の司会も担当させていただくことが増えましたが、
個人的に大きかった出来事としては、アナウンサーの大先輩で、私が入社する前からずっと広テレを支えてきた馬場アナウンサーが、広テレを卒業されたことです。
そしてそれに伴い、2年半担当していた《テレビ派》のメインキャスターも、9月いっぱいで卒業となりました。
馬場さんの隣でたくさんのことを勉強させていただき、平和に関する放送や、災害報道など、たくさんの経験を積ませていただきました。
普段から飾らず、いつも優しく見守ってくださって、一つ一つの言葉の重みを自覚しているからこそ、たくさん考えて、たくさん準備をする姿を隣で示してくださいました。
馬場さんの隣で吸収させていただいた多くのことを、日々の放送でいかして、みなさんのためになる放送をお届けしていきます。
2025年
アナウンサーとしては6年目になります。
後輩もすくすく育ち、中堅の年次になりました。
飽き性な性格なので、6年も同じことを続けてきたことはこれまでにないかもしれません。
一つ一つ、目の前のお仕事に全力を注ぐのはこれまでと変わりませんが、一つ一つのお仕事の質をしっかり高めていけるように、
そして、自分の長所を伸ばしていけるように、考えながら取り組んでいきます。
あと、5年間社会人をして気づいたことがあります。
肩に力が入っていると、自分の良さを出せない、ってことです。
(多分気づいてる方多いですよね)
というわけで、お仕事でもプライベートでも、肩の力を抜いて、
心身ともに伸び伸びと、軽やかに、毎日を噛みしめて楽しく生きていきたいです。
そんな思いを込めて書初めをしました。
今年も、みなさんやみなさんの大切な人たちが、健やかに、心穏やかに毎日を過ごしていけますよう、心よりお祈りしています。
そしてどうぞ今年も、広島テレビを、木村和美を、どうぞよろしくお願いいたします。