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追悼
2016.3.11

東日本大震災で犠牲になられた御霊のご冥福をお祈りします。

私は亡くなった人を思う時、空を見上げて
「そっちはどう?」「何をしているの?」と呼びかけます。

亡くなった時の状況や悲しさを思い出してしまうと、
胸が苦しく、切なさだけがこみ上げてきますからね。
それはきっと何年たっても同じです。

でも、きっといつも近くの空から見守ってくれているんだって、
信じることにしています。

「あの日」大切な人を奪われた方たちには、
どうか、空の人たちが心配しないでいいように、
前を向いて生きてほしいと願います。

そして、もし、またあの日のような大地震が来たらどうするか。
自分の身をどう守るか、大切な人をどう守るか。
みんなが、防災の意識と対策をしっかりしておかなくてはと思います。

私も今月からこどもを預けることになり、
まっさきに思ったのは災害のことです。
もし地震がきたら、津波がきたら、川が氾濫したら、保育園の建物は大丈夫なのか。
スタッフたちはどうすべきか把握しているか。

その時、私はこどものそばにいることができないかもしれないわけです。

ですから、保育園、学校、会社、病院、いろんなところで、
「万が一」が起きたときの避難経路、避難方法などは
徹底して理解しておいてほしいと思います。
そして、公共施設の耐震補強もいち早く進めてもらいたいですね。

また、家庭では食糧や水の備蓄をする、避難道具をそろえる、
もしもの時はどこへ避難するなどといった情報共有をしっかりしておくことですね。

さまざまな災害が繰り返される日本ですが、
私たちも負けずに強くなりましょう!