アナウンサーブログ

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2018.3.11

東日本の広い範囲を襲った
未曽有の大災害から7年。

大地震、巨大津波、そして、原発事故、
震災後の避難生活の中で亡くなられた方々に
心からご冥福をお祈りします。

また、津波や放射能により故郷を奪われたり、
避難生活を送ったりしている方々の
長年の心労を思うと胸が痛みます。

73年前の広島、長崎の原爆投下でも
直接被害だけでなく、
放射性物質を含んだ「黒い雨」にうたれたり、
救助活動や家族の捜索、復旧活動などで入市被爆した人も大勢です。

後遺症に苦しんだり、
何年も経ってから発病したり、
産まれた赤ちゃんに影響がでたり、
また差別を受けたりと、
たくさんの人々が苦しんできました。

引き続き、国や民間で
さまざまな支援、ケア、健康管理が重要だと思います。

さらに、火山や活断層が多く存在し、
地震の起きやすいこの小さな島国で、
まだ多くの原発があることはとても不安です。

西日本で同じようなことが起きたら、
こどもたちをどうやって守るか。

目に見えず、においもない放射能からどうやって逃げるのか。

故郷や仕事をあきらめて避難生活ができるか。

今このお腹に宿っている小さな命と考える一日です。