アナウンサーブログ

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さかなさかなさかな~♪
2017.6.26

先週末、広島市に水族館がオープンしました!!

かつて元宇品や、アルパークにも水族館があったそうですが、
記憶にございません・・・

元宇品に水族館があったのは1960年ごろのこと!
屋外で「天然水族館」と言われていて、
広テレライブラリーに残っていた映像では、
スナメリが親子で泳いでいました!
またそばには動物園や海水浴場もあったとか。

このたび、19年ぶりに広島市内にできた水族館は
西区の商業施設マリーナホップ内。

限られたスペースですが、水族館プロデューサー中村元(はじめ)さんが
趣向を凝らした展示となっています。

 

サンゴの海をイメージした、館内で一番大きな水槽。
円形に見えますが、実は楕円形で、
ラグーンの砂底を奥へ向かって高くすることで、遠近感を出しています。

また、手前は太陽の光が当たっているように明るく、
向こうはブルーから暗い色へと照明を工夫することで、奥行が出て
どこまでも続く海の雰囲気を演出しています。

ここにはきれいな模様のサメがゆったり泳ぎ、
小さくてカラフルな熱帯魚たちは、まるで色とりどりの花びらが舞っているようです。

近くで観察してみると、同じ種類の魚でも、
群れになって泳ぐものや、
好きなように泳いだり、
他の魚にちょっかいを出してばかりのものなど、
個性があって飽きないですよ。

また、中国山地の渓流を再現した水槽は、
ポンプを使って、勢いのある水流を作り、
幻の魚ゴギ(イワナの仲間)が力強く泳いでいました。

水が流れたり、常にいろんな波や気泡を作る水槽の展示は
世界初だとおっしゃっていました。
中村プロデューサーは、
魚だけを見てもらうのではなく、
生きている水の動き、「水塊」も見てほしいということです。

ゆらゆらと漂うクラゲのコーナーものんびり眺めるのにおすすめです。

10月までは午前10時から午後8時まで営業しています。
5時からはお酒を飲みながら鑑賞することもできますよ~!

広島の新たな観光スポット、
ご家族と、友人と、恋人と、
いや、ゆっくりおひとり様でも、おでかけしてみてください。

本日の「テレビ派」18時台に特集でもお伝えします!