ANNOUNCER BLOG
両親の出身地が愛媛県と、四国にルーツを持ち
10年あまりにわたって岡山ケンミンであったワタクシが
「宇高航路休止」のニュースを目にしたのは先月のことでした。
かつては国鉄(JR)宇高連絡船のほかに
3つのフェリー会社が競い合い、24時間運航と隆盛を誇った宇高航路。
我が家の四国帰省時は
父親の仕事の関係で「日通フェリー」を利用しておりましたが
実は、冒頭のCMソングで有名な「宇高国道フェリー」に憧れていたんだな(^^;)
そんな宇高国道フェリーも、日通フェリーから改称した本四フェリーもすでに撤退し
残る1社も苦戦を強いられているという話は以前から耳にしておりました。
来年1月の高松出張時には絶対乗るぞ!と決めていたのに・・・。
愛媛の山奥で中学生やってるころに紫雲丸事故が発生した
ワタクシの両親世代はもちろん、
四国に縁のある人間にとって、本四架橋はまさに悲願。
瀬戸大橋開通後も、橋と船が共存している時期もあったようですが
本州と四国が3ルートで陸続きとなった以上、
「そのとき」は、いずれやって来る運命(さだめ)だったのかも。
というわけで、お世話になった宇高航路に
「さよなら」ではなく「ありがとう」を言うため
ワタクシ宇野に討ち入り行ってまいりましたぞ!
宇野港。四国急行フェリーのりば。そうか、1日5便なのか・・・。
名残を惜しむ人たち。いつもこの賑わいなら、当然ながら休止もないのだが・・・。
海上はベタなぎ、これぞ「瀬戸の船旅」だぁね・・・!
1時間ほどで高松港に到着です。
な~んかねぇ、高松港に着いてから
ワタクシの脳内プレーヤーで、ずーっと小沢健二の歌がリフレインしてる(笑)
令和元年12月14日、ともに乗り合わせたみなさまの
これからの人生(と書いて「たび」と読む)が
順風満帆であることをお祈りしつつ・・・