世界遺産の宮島に、

小学校があるのをご存じですか？

小中一貫校で、桟橋から海岸沿いに歩いて約５分、

濃い茶色を取り入れた落ち着いた外観の校舎でした。

今日は夏休みの登校日！

５，６年生の平和学習の時間に、

「被爆体験記朗読会」をさせていただいたんです。

私はこれまで 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館で

観光客の方たちに読んだことしかなかったのですが、

今回は、教員の今岡ゆう子さんにお誘いいただきました。

今岡さんはこれまで フリーパーソナリティー 司会業もされていて

同く 被爆体験記朗読ボランティアのメンバーです。

こどもたちは 一生懸命聴いてくれて、

自らも手を挙げて 被爆体験詩をしっかりと読んでくれました。

原爆投下から７年後にできた詩集『原子雲の下より』（青木書店）

小学生が書いた詩も多く、

もし我が身に起きたことだったら・・・と思いをはせてくれました。

今も世界中に核兵器が存在し、核兵器保有国が戦争をしていること。

原爆は遠い昔の話ではありません。

一人一人が、原爆の恐ろしさ、大切な人を失う悲惨さを知ること。伝えること。

この小さな積み重ねが平和を作っていくと思います。

きょうは私も貴重な体験をさせていただき、

ありがとうございました！

また９月１５日（日）には

平和公園の国立追悼祈念館で朗読会をします。

午前１１時、午後２時から入場無料、入退室自由です。

私は１１時からを担当しますので、

もしお時間がありましたら、お越しください。

毎月第３日曜に朗読会は開催されています！

学校や団体で派遣を希望されるかたは祈念館にお問い合わせください。
https://www.hiro-tsuitokinenkan.go.jp/project/readers/index.html

帰りがけ、学校の校庭に鹿が迷い込んでいたのは、宮島らしかったです～！