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4月下旬、広島平和記念資料館の東館がリニューアルオープンしました。
(かわって本館がリニューアル工事中)
行ってみると、最新技術も駆使して、
視覚的にわかりやすい展示になっていました。
また、熱線で溶けたガラス瓶や瓦が、
誰でも触れられるように展示されています。
タッチパネル式のモニターがたくさんあって、
一人ひとりがゆっくりと見て、戦前の広島や被爆の被害、
核軍縮のための取り組みなどを学習できます。
画像や動画が豊富でした。
1階や地下1階に展示されている
遺品や日記、被爆者の描いた絵などを見ると、
心臓を鷲掴みにされたように苦しくなります。
核を保持する国々の指導者、研究者たちは
1発の爆弾がどんな深刻な被害と消えない悲しみを生むか、
見てもらいたいものです。
また、広島・長崎だけではなく、世界の核実験場周辺、
ウラン鉱山、処分場などの自然破壊や健康被害など、
核を巡る様々な問題に思いを巡らせてもらいたいですね。
なんだかきな臭い世の中になっている今こそ
リニューアルした資料館へぜひ。
昨年広島を訪問したアメリカのオバマ前大統領の折鶴は、地下1階に展示されています。
オバマ前大統領訪問からまもなく1年。
明日26日の「テレビ派」では、平和公園と原爆資料館から中継します。