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2016年も残りわずかとなりました。
今年を表す一文字として、湯崎広島県知事は「叶」を選びましたが
オバマ大統領の広島訪問にカープ25年ぶりの優勝と
多くの広島ケンミンにとって願いが叶った一年だったのは間違いありません。
ワタクシも“主専攻”である野球(スポーツ)で、初の優勝を経験したことは
感慨深いという一言では片付けられないものがあります。
新入社員のころ、ワタクシの“業界生みの親”脇田義信制作スポーツ部長(当時)から
「“こんな”はホンマええ時に入ったのぉ。すぐ日本シリーズ(中継)できるぞ」と
言われたのが、ついこの前のことのよう(懐)
年間勝ち星に主催試合観客動員数がいずれも新記録と
真赤激に神ってた鯉の2016年シーズン、
「ポイントになった試合」として、緒方監督が挙げたのは
5-0から大逆転負けを喫した「3/31・D×C@ナゴヤD」。
指揮官の視点が色濃く出て非常に興味深い( ̄▽ ̄)一方、
今月14日のテレビ派特集「骨の髄まで鯉党が選ぶベストゲーム」で挙がったのは
6/17〜19・C×Bs@マツダ、鈴木2試合連続サヨナラ弾(3試合連続決勝弾)
8/7・C×G@マツダ、9回2死から逆転サヨナラ勝ち」でした。
これに加え「6/14・C×Lコリジョンサヨナラ」あたりが
鯉党の大多数が挙げる試合でしょう。
不肖長野も、自分が実況した思い入れのある6/14を
西の横綱にさせていただきます。
では、東の横綱は?
4/2の黒田完封勝利ですね(≧∇≦)
去年の交流戦中継で楽天・星野SAを解説にお迎えした際
星野SAは、こうおっしゃいました。
「カープは今年は来年のうちに優勝しないと暗黒時代になるぞ」
言葉の真意は、おそらく
「黒田とマエケンが揃っている間に優勝できないようでは・・・」でしょう。
黒田復帰で盛り上がり、前評判も高かった去年は
混戦を抜け出すことができず、結局4位。
それが、ことしは15勝のマエケンがチームを去り、
期待の大瀬良が故障で開幕に間に合わなかったんですから
日頃安心理論で鳴らす?不肖長野も、なかなか威勢のいいことは言えません。
実を言うと、開幕直前に不肖長野が見立てた今季の鯉は
「優勝もあるが、開幕で出遅れるとBクラスの恐れもある」でした。
ロケットスタートとはいかないまでも、まずまずの滑り出しをしておかないと
開幕で派手にコケると取り返しのつかないことになる・・・。
迎えた開幕。
最終的にぶっちぎり優勝だったため、ついつい忘れがちですが
ことしの開幕戦は黒星スタート⚫️だったんです(^_^;)
開幕3連戦は何とか2勝1敗と勝ち越しましたが、
続くナゴヤでは前述の大逆転負けを食らって3連戦負け越し。
移動日なしで地元に戻った4/1(金)のG戦も延長の末に落とし
どうも雲行きが“怪しく”なってきたナイター翌日のデーゲームでした。
2試合連続で救援陣が打ち込まれ、ブルペンがしんどい状態であることも
プロ20年生は心得ていたでしょう。
7回無失点ではとどまらず、9回を投げ切ったのが大きかったV(^_^)V
投手・野手のポジションを超えて、
後に続く若者たちが奮い立つのは至極当然のことでした。
2016年、広テレアナウンサーズも充実の中を走り続けることができました。
おっと、いけない!まだ2016年は終わってなーい(≧∇≦)
小野“春には5年生”ヒロキも、高校サッカー出張のため東京に向かいました。
黒田と同じヒロキなんだから、頼むでホンマ(・・;)
ことしもいろいろありました。
2016年、神ってた広島にありがとう。