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はじめての高校サッカー取材
2020.10.22

 

こんにちは!

先日、広島皆実高校サッカー部に取材に行かせていただきました。

私にとって初めての高校サッカーの取材。

大学3年生の時に第97回全国高校サッカー選手権大会を等々力競技場で観戦し、会場の一体感、応援席の熱量、選手たちがピッチで躍動する姿、そして勝負に敗れて涙を流しながら去る姿、すべてが胸にガツン!ときて、いつかお仕事で携わることができたら、と思っていたので、今回取材に行くことができて、本当にうれしかったです。

取材したのは、前回の高校サッカー広島県大会王者・広島皆実高校、の、「マネージャー」西崎友花さんです。

 

高校時代、私がラグビー部のマネージャーをしていたというご縁で実現した、今回の取材。

私が高校生の時は、3学年合わせて6人のマネージャーで30人ほどの部員をケアしていましたが、

西崎さんは、90人の部員をたった一人で長い間支えてきたというから、驚きです。

「一人で心細い時はなかったのか」と尋ねると、「一人じゃ手が回らないこともあったけど、リハビリの子が手伝ってくれたり、選手が気にかけてくれたりするから、一緒に頑張ってこられました」とまぶしい笑顔で答えてくれました。

 

コロナ禍で迎える最後の大会。

選手たちの出欠を確認したり、水分補給用のボトルを個別で用意したりと、「今までとは違う対策をとる必要があり、マネージャーの仕事が増えて大変でした」と話すときにも、笑顔。

 

看護科に通い、看護師になるという夢がある彼女は、今は選手、将来は患者さん、と、支える対象は違うけど、「マネージャーとして選手を支えるということにやりがいを感じている」と話してくれました。

 

広島皆実高校キャプテンの今成奏太さんは、「3年間一生懸命支えてくれていた姿をみてきたからこそ、友花を全国に連れていきたい」と、選手権に向けての決意を語ってくれました。

「マネージャーとして、最後まで選手たちに頼ってもらえる存在でいられるよう、常に笑顔でいたい」と言う西崎さん。

 

明るくて笑顔が素敵な西崎さんから、私自身もパワーをもらいました!

ありがとうございました!!

そして同時に、選手たちや西崎さんの、ひたむきに勝利に向かって励む姿がまぶしくて、いつかまた必ず取材しに行きたい!彼女たちに恥じないよう、私もがんばらなきゃ!と思いました。

 

いよいよ今週日曜日から、県大会決勝トーナメントが始まります。

今回取材に行かせていただいた皆実高校をはじめ、各校、最後まで力を出し切って戦えることを祈っています。

 

今回も最後まで読んでくださってありがとうございました。