ANNOUNCER BLOG
こんにちは!
9月7日、「近場で遊ぼう」のコーナーで、テレビ派スタジオ初出演をさせていただきました!
ご覧いただき、ありがとうございました。
さて、今回は、スタジオでは紹介しきれなかったことを備忘録がてら、ブログに書いていこうと思います。
今回お邪魔したのは、三原市大和町にある「白竜湖リゾート」、そして、熊野町の「仿古堂(ほうこどう)」
白竜湖リゾートでは、三原市名産のタコを使った料理を頂きました!
特にタコしゃぶは、白く透き通ったタコを薄くスライスしたものを、出汁にくぐらせていただくと、歯ごたえはあるのに柔らかく、噛むほどに甘みが広がり、、、
まさに絶品でした!
「みんな大変な時じゃけ、みんなで助け合っていきましょうね」と話す女将さんの姿が印象的で、私も元気をもらいました。
そして、白竜湖リゾートでの宿泊とセットになっている体験の中で、私が選んだのは乗馬体験!
象使いの資格を持っている私ですが、乗馬は初めて!(大学二年生の夏休み、友人と東南アジアをバックパックを背負って回っていたことがあり、その時ラオスで取得しました)
象の背中は、広くて、短い毛がたくさん生えていて、半ズボンで乗るとくすぐったいくらいです。のっそのっそと歩くたびに大きく揺れます。
手綱はなく、代わりにおやつのサトウキビをもって、背中にまたがります。
象と通じ合うために、いくつか言葉を教わり、大きな声で、乗っている象に話しかけると、大体は、その通りに動いてくれます。(動いてくれないことも多々ありました、、、)
一方の馬の背中は、毛並みがきれいで、なめらかで、歩くたびに小刻みに揺れるので、揺れに負けないようにするため、体幹が鍛えられる感じがしました。
インストラクターの方が綱を引いて歩いてくださるので、私は手綱をギュッと持ち、緊張しながら背筋を伸ばしていました。
背中に乗せてくれた「イチノシロー」さんは、人間でいうと60歳くらいと、人生の大先輩!
惚れ惚れするほど美しかったなあ、、、
こちらの写真は、乗せてくれてありがとうの気持ちを込めて、おやつをあげているところです。
(お口にチクチクした毛が生えていて、くすぐったかったです。)
そしてそして、最後に訪れた熊野町の「仿古堂(ほうこどう)」では、工房見学と筆の仕上げ体験をさせていただきました。
こちらは社長の井原さんです。
コロナ禍で大変な中、「今だからできること」をたくさん発案されていて、今という苦しい時期をプラスに変えていらっしゃる、本当にかっこいい方でした。
そして、工房の説明をしてくださった、香川さんは、広島県内にいらっしゃる熊野筆の伝統工芸士19人のうちの一人!もう何十年も熊野筆の製造に携わっている、熟練の職人さんです。
長い時間をかけて、目で見て、手で触って、やっとわかるようになる、筆の毛質の良し悪し。
細かい作業の積み重ねで出来上がる、熊野筆を作る工程を初めて知り、終始開いた口がふさがりませんでした。
こちらが仕上げ作業をさせた頂いた筆です。
糊を浸透させた筆先を麻の糸で絞り仕上げるのですが、その力加減が難しく、、、
先端がちょっぴり曲がっているのがわかりますか?(変に力が加わると、筆先がまっすぐ仕上がらないようです)
名前を刻印していただき、自分の手で仕上げをした、世界に一つだけの筆が完成しました。
使うのがもったいなくて、おうちに飾っています。来年の書き初めをするときに使おうと思います!
こうして、はじめてのロケ、はじめてのスタジオ出演は、反省も本当に多かったですが、たくさんの方のお力のおかげで無事終えることができました。
これからもすべての経験を糧にして、ぐんぐん成長して参ります!
長くなってしまいました、、、今回も最後まで読んでくださってありがとうございました!