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広島テレビ 放送番組審議会

第594回 広島テレビ放送株式会社 放送番組審議会(報告)

開催日

2021年2月

場所

会議は開催せず書面による審議

出席委員

鶴 衛委員長 以下10人

社側出席

佐野 讓顯社長 以下7人

議事概要

2021年1月30日(土)25:05~25:35放送(30分番組)の
『WATCH ~真相に迫る~「エンタメの灯を消さない ~コロナ禍の音楽~」』を審議しました。

▽制作担当者から

  • 猛威をふるう新型コロナウイルスに苦しむ人たちを取材し放送してきた。そんな中、『テレビ派』のコメンテーター、大瀬戸千嶋の大瀬戸嵩さんと話をし、エンタメ業界の実情を伺った。コンサートの中止や、音楽活動を辞めた人がいるという話も聞いた。「不要不急」といわれるエンタメ…。こういう時だからこそエンタメの役割があるのではないのか。長期間、取材させていただいた大瀬戸千嶋を通して考えていただきたかった。

▽委員から

  • 本来、人に勇気や希望、笑顔を与える音楽なのにその発信者自身が、勇気や希望、笑顔すら失いかけている今、彼らたちに私たちは何が出来るのか考えさせられた。
  • 音楽家の置かれている立場については理解できたが、一方で、「大瀬戸千嶋」の苦悩を描写するには短く感じました。彼らが出した「音楽の必要性」の答えに触れたかった。
  • 「大瀬戸千嶋」の「エンタメの灯を消したくない」という常に前向きな姿は広島が誇るエンターテイナーだと感じました。さらに応援していきたい思いを強くした。
  • コロナ禍においても前進する姿をエンタメ=アーティストの目線を通じて視聴する皆さんに大きな勇気を与える番組だったと思う。
  • 音楽家が自ら費用を負担して、無料のオンライン演奏会をしなければならないという社会構造などに対しても、視聴者に問いかけても良かったのではないかと思った。
  • 辛い内容ではあるが、ドラマーの生活の苦しさを吐露するシーンを詳しく紹介すればさらにリアリティがあったのではと思う。
  • ライブ配信を見たファンからは多くのメッセージが寄せられていたが、ファンとのつながりについても、もう少し紹介してほしいと感じた。
  • 番組の趣旨としては当然だが、不安や苦しい場面の連続で、見終わった時なにか救いのない気持ちになった。視聴者としてなにか応援できる方法があるなら示してほしかった。
  • 番組冒頭の因島大橋の映像については、何かコメントがあればよかったと思う。どうして未来心の丘を会場に選ばれたのか、ストーリーがあれば聞きたいと思った。
  • 半年以上の期間をかけた取材で、「大瀬戸千嶋」のエンタメにかける意地と情熱は、視聴者に十分届いたと思う。エンタメの方たちと一緒になってコロナに立ち向かっていこう、エンタメの灯を守るために協力をしよう、と思わせる良い番組だった。
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