COMPANY PROFILE
2020年3月18日(水)
広島テレビ 役員会議室
鶴 衛委員長 以下10人
佐野 讓顯社長 以下8人
2020年3月13日(金)18:55~19:56放送の
『ミスター赤ヘル復活!カープを大解剖しちゃいますSP』を審議しました。
▽制作担当者から
・この番組の狙いは二つあった。一つは県民の大きな関心事であるカープの開幕戦を盛り上げること。もう一つは野球解説者の山本浩二さんの復活を伝えること。山本さんは去年ガンが見つかり、闘病されていた。今年回復し野球解説にも復帰されるという事で、番組で一緒に盛り上げたかった。
・巨人OBの高橋さんと、カープ開幕戦の対戦相手である中日OBの岩瀬さんをゲストに迎えた。外から見たカープの強さをいろいろなコーナーで表現したかった。
・しかし、新型コロナウイルスの拡大で構成が大幅に変更になった。
・日々状況が変わる中、(1)「通常通り開幕」(2)「無観客で開幕」(3)「開幕が延期」の3パターンを準備した。通常行わない作業が多く苦労した。
・開幕延期が決まり、急遽、番組冒頭に2分間程度の生放送を行うことにした。視聴者に状況を説明することが必要だと思った。
・中日OBの岩瀬さんは、収録では面白い発言も多くあったが、開幕延期により多くを削らざるを得なかった。結果として「薄い」印象になってしまった。
▽委員から
・金曜の夜7時に1時間カープ特番を放送するのは、広島ならではだと思う。
・テンポがあって、内容も充実していた。
・山本浩二さんの出演が良かった。元気そうで安心した。選手を見守る笑顔や原監督との抱擁のシーンが印象的だった。変わらない人柄の良さも感じた。良い演出だった。
・広島の若い人達がカープ選手をよく知っていて順位やスタメンの分析をしていたのに驚いた。
・なぜ、巨人の高橋さん、中日の岩瀬さんがゲスト出演したのか分かりにくい。
・高橋さんと、鈴木誠也選手の対談はよかった。鈴木選手の落ち着いた雰囲気や、後輩を気に掛ける言葉など、普段見られない内容で印象的だった。
・野球に興味が無い視聴者がどういった印象を受けるのか、気になった。
・出演者が、おじさんばかりでフレッシュさが無い。
・浩二さんの復活がメインなのか、カープの「大解剖」がメインなのか、よくわからないまま、番組が終わった印象がある。
・最初、収録セットが地味に見えたが、キーワードを壁に表示する演出(編集時に加工)だったことが分かり、腑に落ちた。
・コロナウイルスの影響で暗いニュースが多い中、一筋の光となる番組だった。カープ開幕が楽しみになった。
・開幕の延期で編集作業が大変だったと思う。スタッフには労をねぎらいたい。