COMPANY PROFILE
2019年7月17日(水)
広島テレビ 役員会議室
鶴 衛委員長 以下9人
佐野 讓顯社長 以下8人
2019年7月6日(土)9:30~11:25放送の
「豪雨に負けない!~西日本豪雨から1年~」を審議しました。
▽制作担当者からは、「発生から1年を迎える西日本豪雨の振り返りと対策を考えるにあたり、おととしの九州北部豪雨を含め、いろいろなエリアの情報を参考にしたいと思い、4局(広島テレビ、西日本放送、南海放送、福岡放送)合同制作で進めることになった。」「直前に鹿児島で大雨が降って構成は放送直前まで検討を加えた。放送中にもし大雨が降ったら、今の情報、『これから警戒してください』というような、まさにこれからどうすべきかを呼びかけていこう、ということで準備を進めてきた。」「番組でも、出来るだけ多くの視聴者に、早期の避難・備えの重要性を呼びかけることを柱に進めてきた。今回、ダムや堤防の問題など、他のエリアのことを知らなかったことを実感した。視聴者にも伝わってなかったと思う。その意味では4局で制作したことは意義があったと思っている。」と、説明がありました。
▽委員からは、「災害について考えるきっかけになった。見ごたえがあった。」、「改めて当時の映像はすごかった。テレビならでは迫力を感じた。」、「広島だけでなく他のエリアも紹介され、ためになった。」、「災害の分析が多く、『1%の壁』、『空振りを恐れない』、『備える・学ぶ・逃げる』といった言葉が視聴者にも分かりやすい。」、「自分たちの災害への備えの参考になる。」、「番組後半で若い人のエネルギー、メッセージを感じた。」といった評価がありました。また、「出演者の名前スーパーの色分けの意図が分からなかった。」、「キャスターの村尾さんが被災地を取材するのにスーツでなくてよいのでは。」、「視聴者参加型のような、もっと見てもらう方法を考えてみてもよかった。」、「4局生放送で、式典中継もあった。映像が頻繁に切り替わる印象だった。」「将来、地球の温度が上がり豪雨が増えるという解説は、もう少し詳しく知りたかった。」「平成26年の広島市の豪雨災害後の行政の対策がどうだったのか、関心を持った。以前の教訓がどう生かされているのかも検証してほしい。」などの意見がありました。