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広島テレビ 放送番組審議会

第568回 広島テレビ放送株式会社 放送番組審議会(報告)

開催日

2018年6月20日(水)

場所

広島テレビ 役員会議室

出席委員

鶴 衛 委員長 以下10人

社側出席

佐野 讓顯 社長 以下8人

議事概要
    1. 2018年5月26 日(土)24:55~25:25 放送の
      「WATCH ~塀のない刑務所~」を審議しました。

 

▽制作担当者から、「4月、今治の刑務所から脱走した平尾受刑者の3週間に及ぶ逃走事件で考えたかったテーマは刑務所のあり方と受刑者の更生。模範囚と呼ばれた平尾受刑者がなぜ脱走という選択を取ってしまったのか。事件を端緒として全国に4つ塀のない刑務所があり、そのあり方について考えようと思った。今回の逃走劇の舞台となった今治の松山刑務所・大井造船作業所がどういうところかを知るために元受刑者や元刑務官、そして創設の経緯や今治市の住民などを取材し、施設に込められた人々の思いや歴史があることを知った。模範囚が集められ再犯率が低いとされる塀のない刑務所での平尾受刑者の様子や人間関係、更生プログラムについても取材し、その実態を明らかにしながら、刑務所のあり方、そして受刑者の更生について考えてみる番組をつくった。」との説明がありました。

▽委員からは、「とてもタイムリーなテーマの番組だった。」「塀のない刑務所が、そう遠くない所に二つもあり、予想以上に開放的であることを知った。」「刑務所のあり方を考える、良いきっかけを頂いた。」「塀のない刑務所ができた歴史的経緯や、つくった人の思い、周辺住民の反応など、多角的な視点からつくられていた。」などの評価がありました。
また、「官民協同刑務所や再犯防止プロジェクトなどの話題が盛り込まれていたが、もう少し、塀のない刑務所に絞って構成したほうが良かった。」「普通の刑務所と塀のない刑務所の違いについての説明がなかったので、今一つ理解しにくかった。」「あと3週間で仮釈放なのになぜ脱走したのか?一番知りたかったその理由が、見えてこなかった。」「そもそも、窃盗の常習犯で逃げ回った経歴のある平尾受刑者が塀のない刑務所に入るにふさわしかったのかなど、もっと深掘りして欲しかった。」などの意見がありました。

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