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被爆体験記朗読会をご存知ですか?
広島の平和公園の中にある国立広島原爆死没者追悼平和祈念館で、
毎月第3日曜日の午前と午後に1回ずつ、
誰でも自由に参加できる定期朗読会を開催している他、
修学旅行生向けの朗読会や、学校・公民館などでの出前講座も行われています。
内容は、原爆の被害についてのビデオを視聴してから、ボランティアによる
被爆体験記と原爆詩の朗読を聞き、最後に参加者も原爆詩を朗読するというものです。
実は、私は先週末、その朗読ボランティアとしてデビューし、
15人ほどの参加者の前で、被爆体験記1編と、2編の詩を朗読しました。
広島のアナウンサーになって、原爆に関する番組に多く携わってきましたが、
被爆者の方が書いたものを人前で朗読するということはこれまでありませんでした。
去年8月から他のボランティアの方と一緒に研修を重ねてきましたが、
貴重な体験記を朗読する責任を感じるとともに
書かれた方の気持ちに沿った朗読ができているのか、試行錯誤の連続です。
一方で、同じ体験記や詩も、読む人によって全く違ったものに聞こえることから、
朗読の奥深さも改めて感じています。
初めての朗読会は、思ったほど緊張はしなかったものの、1度とちってしまいました。
悔しい…(>_<)
雑念を持たず集中して読むことを心がけましたが、まだまだですね…。
新米ボランティア、頑張ります!!!
ちなみに、来月の定期朗読会では、西名アナウンサーもデビューしますよ。
皆様、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館に足をお運びください!
この日ご一緒した、朗読ボランティアの桂さんと藤井さん