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先日7月25日、水泳の県総体の代替大会の取材に行ってきました。
7月17日放送の「キニナル」で紹介した
広島観音高校3年生の森川莉子さんのレースを見てきました。
森川さんの専門は4泳法の中で最も体力を必要とするバタフライ。
しかも一番距離の長い200mを得意としています。
ひとこと言わせてください。(ちょっと雑な言葉で…)
200mはやばい。
しかもバタフライで泳げるのはまじでやばい。
…アナウンサーらしからぬ言葉を使ってすみません。
というのも、私も競泳経験者だからこの感覚が分かるんです!
私実は1歳からスイミングに通っていまして、
小4くらいからは大会にでる選手コースでがっつり泳いでいました。
なんか水着姿はそれっぽく見えるでしょう?笑
ですが、あまり放送で言っていないのは、
そんなに速くなかったからです^^;
決勝に進んだのも、リレーで1回あるくらいで、
輝かしい記録は残念ながらありません。
当時の私は50m、100m自由形など短距離が専門。
200m以上はペース配分などの駆け引きも必要と難しさがあります。
私はそこが苦手で、短距離のように前半から突っ込んでしまうため
長距離は最後溺れそうになりながら泳いでいた苦い思い出が…笑
加えてバタフライは大の苦手!
1度リレーで100mを泳ぎましたが、
最後25メートルは手が上がらず…
何とか泳ぎきったものの、トラウマになるくらい苦しいレースでした;;
そんなバタフライをペースを落とさず、
200m泳ぎ切る森川さんは本当にすごい!
アナウンサーとしてではなく、
競泳経験者として競技にかける思いを聞いてみたくて
「キニナル」で企画したのです。
ちょっと私自身の話が長くなってしまいました。
森川さんの話に戻します。
去年は県大会で大会新記録を出し、インターハイ出場しました。
「来年はインターハイ入賞!」と意気込んで練習している中
新型コロナの影響で大会中止が決まります。
中止が決まった時のことを「絶望」と表現した森川さん。
モチベーションを保つことが難しく、
泳ぐことをやめることも考えました。
しかし代替大会の決定。
両親、コーチ、友人の言葉が森川さんを後押しし、
代替大会にすべてをぶつける思いで挑む決意をしました。
その結果は、
記録は2分18秒05。
自身の大会記録2分17秒99にはわずかに届かず、
記録更新とはなりませんでしたが、
後半の伸びなど森川さんの強みが見られたレース展開でした。
そして終わったあとは仲間と笑顔の森川さん。
ずっと水泳と向き合い頑張ってきたからこそ。
青春だなあと感じました。
高校卒業後は夢に向かって勉強を頑張るため
水泳人生は高校で一区切り。
12年間水泳に向き合い続けてきた森川さん、
きっとこれからは夢に向かって進み続けることでしょう!
これからも応援しています!
レース後の表彰台でのポーズ。
普段はおちゃめな女子高校生です^^
(私はなんか「ダンシングヒーロー」みたいになってしまったゾ・・・)