広島テレビ 放送番組審議会
第610回 広島テレビ放送株式会社 放送番組審議会(報告)
開催日
2022年9月21日(水)
場所
10階役員会議室
出席委員
鶴 委員長 以下9人
社側出席
飯田 社長 以下10人
議事概要
- 編成局から来春開催のG7サミット広島に向けたキャンペーンの実施等を説明しました。
- 2022年9月11日(日)15:00~15:55放送の広島テレビ開局60年記念『有吉花火 大きなお花を咲かせましょう』を審議しました。
▽制作担当者から
- 広島出身の芸人で全国的な知名度のある有吉弘行さんの出演を軸にして企画を進めた。
- コロナ禍で花火大会が全国で中止せざるを得ない状況で、花火の美しさの感動と、名もない芸人が必死に花火打ち上げに向けて努力する姿の感動を表現したかった。
- 花火の綺麗さを表現するため、スーパーの表記はなるべく減らした。
▽委員から
- 花火を打ち上げる様々な過程が紹介され、見ごたえがあった。
- 打ち上げに多大な労力がかかることや、花火師の情熱を感じることが出来た。
- 花火の映像が非常にきれいだった。瀬戸内の魅力も伝わった。
- 芸人が花火の製作の裏側を細かく紹介していた。花火は失ってはならない文化だと思う。
- 芸人が一生懸命、気質の違う花火師のもとで修行していた。次第に応援する気持ちになった。
- 有吉さんは毒舌もあるが、花火の映像を見る表情が穏やかだった。感動が伝わった。
- 広島を元気づけるのではなく「有吉を感動させる」というテーマに違和感があった。
- なぜ、知名度のない芸人が出演したのか、何をするのか、細かく説明がある方が良かった。
- 事情を知らない呉市地域の方々は花火に驚いたと思うが、その様子も放送してよいのでは。
- 有吉さんが最後に「感動した」と発言したが、何に感動したのか、曖昧だった。
- 有吉さんは花火をVTRで見ていたが、現場で直接見た方が本当に感動できたのではないか。
- 花火が綺麗に打ち上がる仕組みを、漫画でも良いので紹介して欲しかった。
- 番組中「俯きがちな世の中だけれども、花火の時はみんな上を向く」という言葉が良かった。
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