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広島テレビ 放送番組審議会

第608回 広島テレビ放送株式会社 放送番組審議会(報告)

開催日

2022年6月15日(水)

場所

10階役員会議室

出席委員

鶴 委員長 以下6人

社側出席

飯田 社長 以下9人

議事概要

2022年5月28日(土)24:55~25:25放送の『WATCH ~真相に迫る~「核とPeace ~ 揺れるヒロシマの教訓」』を審議しました。

▽制作担当者から

  • ロシアのウクライナ侵攻が起き、常識では考えられなかった事態となっている。核兵器を使用する可能性をプーチン大統領がほのめかし、日本国内でも、核を巡る様々な主張、議論が起きている。被爆地である広島のメディアとして、「核の抑止論」を含めて現状を理解して問題提起を行い、視聴者一人一人に考えてもらいたいと思い番組を製作した。
  • ウクライナ出身で、広島に長く住んでいる平石エレナさん家族の葛藤は、日本の問題点の縮図でもある。深く取材して表現する必要があると思った。
  • 今回の番組をきっかけに、核問題の議論が全国に広がり日本はどうあるべきかという議論に繋がればよいと思っている。来年はG7サミットが広島で開催される。取材を継続したい。

▽委員から

  • 被爆者が核保有を容認する発言があり、広島のメディアがそれを放送することに驚きを感じるとともに、時代の流れを感じた。
  • 番組は、現在の核兵器を巡る議論、ウクライナの核兵器を巡る歴史、これからの平和への取組みの在り方、を丁寧な構成で紹介していた。様々な立場の方の発言・言葉が分かりやすく紹介されていて良かった。
  • ウクライナ出身の平石エレナさんの背景を詳しく知りたかった。
  • 世論が、核兵器が「絶対悪」から「必要悪」になってきている中、視聴者の考えを刺激する良い番組だった。
  • 番組では問題提起はされている。今後は国際情勢や学術的な考察をした展開を期待したい。
  • 良くできた番組なので深夜時間の放送はもったいない。
  • 核兵器を保有することの是非の議論が、番組後半に曖昧になっている印象があった。
  • 平和活動をしている田中さんの「相手を理解する姿勢」は大切である。意見に強く賛同する。
  • 考えの違い(多様性)を認めて会話をすることが大切であると改めて感じた。
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