開催日
2022年2月16日(水)
場所
10階役員会議室
出席委員
鶴 衛委員長 以下10人
社側出席
飯田 社長 以下10人
議事概要
2022年1月29日(土)24:55~25:50放送の『WATCH~真相に迫る~「おおごとなんよ~女性杜氏の180日~」』を審議しました。
▽制作担当者から
- 2021年は「広島県の酒造り」に関してニュース性のある要素がいくつも存在した。
- 日本酒業界の厳しさ、コロナ禍で消費が低下、といった社会的環境がある一方で、東広島市の女性杜氏の今田さんが注目された。彼女の酒造りに向き合う姿勢やエピソードはどれも魅力的であり、ドキュメンタリーとして番組化することとなった。取材は半年間に及び、55分の拡大版で放送することとなった。
- 広島には世界に誇れるコンテンツがたくさんあり、その一つが日本酒である。放送だけでなく、様々な発信ツールを使って、その魅力を国内外に伝えていきたい。
▽委員から
- 開始から30分間CMが無い番組構成で、引き込まれる内容だった。
- 酒造りが人との関わり・支えあいで成り立つことを実感した。
- 「おおごとなんよ」というタイトルだったが、お酒の仕込み作業のシーンがメインだったため、「おおごと」が、コロナ禍での消費の落ち込みを指すのかどうか、分かりにくい印象だった。
- 地元の希少な品種の「八反草」という酒米を使った酒造りだったが、「八反草」の特徴の説明がもう少し欲しかった。
- 広島の食文化を紹介する教材としてこういった番組を続けてほしい。
- 酒蔵で日本酒が作られる工程を映像化していることに驚いた。
- 取材日を示すスーパー表示はもう少し長く出した方がよいのでは。映像の動きに目が行くので取材時期を確認できない場面があった。
- 自分も含めて酒が好きな人には題材として嬉しい番組だった。180日にわたる取材と映像にお疲れ様と申し上げたい。
- 「八反草」を育てた農家の方が、酒蔵で酒を飲み笑顔となったシーンには感動した。
- 今田さんの前向きな姿勢や強さが表現されていたが、あえて彼女の弱みや弱点を紹介することで、より彼女の良さを表現できるのではないか。
- 日本酒離れと言われる業界の苦境が理解できた。その上でそれを打破しようとする今田酒造の皆さんのまとまりが良く分かった。
- 日本酒造りは日本のバイオテクノロジーの象徴であると思う。その素晴らしさをもっと紹介してもよかった。