開催日
2021年11月17日(水)
場所
10階役員会議室
出席委員
鶴 衛委員長 以下8人
社側出席
佐野 会長 以下8人
議事概要
2021年10月30日(土)25:00~25:30放送の『WATCH「野球がしたい~女子高校球児の青春」』を審議しました。
▽制作担当者から
- 取材のきっかけは、県内の高校の統廃合への関心からだった。
- 廿日市市の県立佐伯高校が2015年に「女子野球部」を創設して生徒獲得に頑張っていることを知って、取材を始めた。
- 取材を進めるうちに、野球に賭ける部員の思いに興味が沸き、長期取材を続けることになった。
- 取材は合計20回以上に及んだ。カメラにストレスを感じる生徒もおり、取材には配慮した。
- 地域や学校、行政、家庭などの協力があれば、女子でもやりたいこと(野球)が出来るんだ、という多様性のあり方を示したいと思い制作した。
▽委員から
- 30分の中に、涙あり感動ありでドラマチックな内容だった。
- 地元の住民の支援や、家族の支えで、子どもが大きく成長するというメッセージを感じた。
- なぜ公立高校なのに県外から生徒を呼べるのか気になった。その点を触れてもよかったのでは。
- 「生徒さんの笑顔が元気になる」という住民の声が、地域活性化のあり方を表していた。
- 佐伯高校に関してネガティブな表現が多かった。プラスの要素も表現した方が良いのでは。
- キャプテンか、野球部活動か、どちらをメインに取り上げたのか、分かりづらかった。
- 根底にある過疎化の問題に対して、学校がどう取り組んでいるのかをもっと知りたかった。
- 佐伯高校が生徒募集に力を注ぐ背景が分かりやすく理解できた。
- 中山間地域の過疎化がある中、生徒の熱意、学校の取組み、家族の支え、地域の共生など理想的な取り組みを描いた内容だった。
- 取材対象者との距離感が近く、信頼関係があることが映像から伝わった。
- 背番号を縫い付けるシーンが印象的だった。女子野球ならではの映像だった。
- 自分の2人の娘の姿と重なり、涙無しでは見られなかった。
- 奮闘する主人公を過去・現在・未来を紹介する手法がオーソドックスだが、響くものがあった。
- 試合中の生徒の笑顔をとらえるカメラワークが良かった。
- ドキュメンタリー番組としてのメッセージ性がもう少しあればよかったのではないか。
- 生徒が寄宿舎や寮ではなく、地域に下宿することが、生徒のためだけでなく、地域の活性化につながるという視点が興味深かった。
- 長期間の取材に裏付けされた、感動ドラマがたくさん詰まった内容だった。
- 卒業される齊藤さんの将来を追うドキュメンタリーを制作してほしい。