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広島テレビ 放送番組審議会

第587回 広島テレビ放送株式会社 放送番組審議会(報告)

開催日

2020年5月27日(水)

場所

広島テレビ 役員会議室

出席委員

鶴 衛委員長 以下7人

社側出席

佐野 讓顯社長 以下8人

議事概要
  1. 2020年5月3日(日)25:00~25:30放送の
    『NNNドキュメント ~消えた8572万円 広島中央警察署 現金盗難事件~』を審議しました。

    ▽制作担当者から
    ・3年前、広島中央警察署で8千万円相当の現金盗難事件が発生。全国的にも有名になった。
    ・今年の2月、県警は容疑者を書類送検して幕引きを図った。しかし、容疑者は事件発生の4か月後に亡くなった元警部補であり、裁判が開かれない事態となった。
    ・報道部としては、事件の真相を探ろうと考えた。被疑者に一番近い人への取材が重要と考え取材を続け、その過程で容疑者と警察とのやり取りの音声データや日記を入手した。
    ・容疑者が何を考えてきたか、警察がどういった捜査を行ってきたかを番組の中で突き合わせて、この事件は何だったのか、視聴者に考えてもらいたい、という狙いがあった。

    ▽委員から
    ・容疑者死亡で不起訴という歯切れの悪い幕引きで、真相がよくわからないが、経過をひも解く事で問題点が分かった。容疑者の不可解な金の動きや、警察の現金管理のずさんさで事件を招いたことや、関係者の処分の甘さなどが分かった。中立性を保ちつつも、問題提起もできていた番組だった。
    ・番組が、容疑者の肉声で終わっていたが、ナレーションでこの事件の問題点を提起する終わり方でも良かったのではないか?
    ・難しいテーマだった。日記や音声の入手は大変だろうが、証拠となるものを番組に入れて客観性を保つのはプラスになったと思う。
    ・事件発生から、書類送検に至るまで、県民は多くの疑問を抱いていた。結果、警察への信頼が損なわれたと思う。
    ・番組では、例えば「再発防止のためにはどうすべきか」という落としどころが必要ではないか、という印象を持った。
    ・こうしたテーマを提示することはメディアとして、警察などへの牽制機能の意義がある。
    ・すっきりしない終わり方が印象に残った。
    ・イメージ映像が綺麗で分かりやすかった。
    ・「被疑者はそもそも犯人なのか?」という疑問はあった。問題提起としてはよかったが、客観性をもたせるためには、この疑問を県警にぶつけてもよかったのではないか。
    ・警察の容疑者が、音声を記録したり、日記を残したり、「無罪」を主張したりする自信を感じたが、その自信がどこから来るのか気になった。
    ・県警の証拠品の管理の甘さ、捜査の緩さ、ギャンブル依存の怖さを痛烈に感じる番組だった。
    ・これだけの注目のある内容を番組にするのは苦労があったと思う。
    ・音声データや日記を入手できたのは報道の大きな功績だと思う。
    ・事件発生から2年後に記者発表するという警察の情報公開の意識の低さをもう少し詳しく報道してもよいのでは。
    ・番組で広島テレビが言いたかったことはなんだったのか?「警部補は無実か?」「県警に問題点があったのか?」「情報公開がもっと必要ではないか?」、重たいテーマが多岐にわたりすぎて逆に伝わらなかったという印象を持った。
    ・長野アナの読みが普段とは違うトーンでいいナレーションだった。

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