COMPANY PROFILE
2019年9月18日(水)
広島テレビ 役員会議室
鶴 衛委員長 以下5人
佐野 讓顯社長 以下8人
2019年度 第1回目の会議では、委員長に引き続き鶴 衛氏、副委員長に古谷章子氏が委員の互選により選出されました。また、3人の新委員が就任しました。
編成局より10月期・基本番組表の説明がありました。
2019年8月6日(火)16:50~17:53放送の
「テレビ派74回目の "原爆の日" ~ヒロシマからナガサキへ~」(広島テレビ・長崎国際テレビ共同制作)を審議しました。
▽制作担当者から
・これまでは8月6日の原爆特番で、長崎と連携した番組はなかった。ローマ法王の広島・長崎の訪問がありそうだという情報がきっかけで、長崎国際放送(NIB)と一緒に番組制作をすることになった。
・お互いの「思い」や「知らない」ことを生放送で伝える構成を目指した。
11月には、ローマ法王の来日、来年は五輪がある。来年被爆75年を迎える広島・長崎から力を合わせて、平和に思いをはせる1時間にしたかった。
▽委員から
・池上さんの解説が分かりやすい。現状への問題提起がなされていた。
・11月のローマ法王の広島、長崎訪問にむけ、基礎知識が得られた。
・未来に向けた、若い世代を取り上げた明るい切り口が良かった。
・長崎の取材で「被爆四世」という言葉があった。印象に残った。
・被爆地都市間の連携は大切だし、8月6日に放送するのも意義がある。
・1時間番組のテーマを「子供」に特化した構成が素晴らしかった。
・「被爆ポンプ」VTRで作者の女の子の絵本の朗読は良かったが、構成はもう少しシンプルに説明した方がよかった。絵本がどこで読めるのかも知らせてほしかった。
・ローマ法王の世界的な影響力を深く伝えてほしかった。
・被爆者の高齢化、伝承の難しさを打開する取り組みをしっかりとらえていた。
・長崎と広島の小学生の交流は、意義がある。生きる力になると思った。
・小学生が言った「世界で最初と最後の核兵器の場所」はインパクトがある。池上さんの分析もすごい。今後のキーフレーズになると思った。
・8月6日に長崎でサイレンが鳴っているとは知らなかった。広島の人は長崎のことを知らない。同じ気持ちを共有することが大切。
・核兵器禁止条約に日本政府は不参加。広島・長崎の市長は参加を求めている。両市の連携が大切で、そのきっかけとなる番組としてよかった。
・「被爆ポンプ」には力がある。絵本が多くの人の目にする機会を増やしてほしい。