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広島テレビ 放送番組審議会

第468回 広島テレビ放送株式会社 放送番組審議会(報告)

開催日

2008年7月23日(水)

場所

広島テレビ12階役員会議室

出席委員

藤原 健蔵 委員長 以下10人

社側出席

福島 真平 社長 以下7人

議事概要
  1. 「番組の編集に関する基本計画」の改訂について
    ▽放送法第3条の規定に基づき、広島テレビが放送する番組の編成計画の基準となる「番組の編集に関する基本計画」の改訂案が諮問され、審議の後、了承されました。
    主な改訂内容は、データ放送や字幕放送などデジタル放送の特徴を活かした放送サービスを充実させ、デジタル化へのスムーズな移行を行う。番組の事項別分類比率の変更などです。
  2. 2008年7月5日(土)16:00~16:30放送の日仏交流150年記念番組「108年目のBonjour 広島・仏の絆を紡ぐ旅」を審議しました。
    ▽この番組は、1858年に日仏修好通商条約が締結されてから150年が経ったことを記念して、制作されたものです。
    1900年の義和団事件で負傷し、広島の陸軍病院に搬送されたフランス兵士の子孫と広島の人々との交流を紹介しました。
    制作担当者から、広島市南区比治山に眠るフランス人兵士の子孫が招かれるという情報を元に、この子孫を取材することであまり知られていない広島とフランスの歴史にスポットを当て、108年の時を超えた市民レベルの交流を描こうとしたとの説明がありました。
    ▽委員からは、「当時の写真資料などを詳しく取材しており、当時の日仏間での関わりなどがよくわかった。」「兵士と子孫、それらを探し出した日本の関係者たちなど、人と人との絆を感じたヒューマニズムあふれる作品だった。」「登場人物の表情の豊かさが画面からよく伝わった丁寧な撮影だった。」「広島にある墓を今も守り続ける地元の方々など、心あたたまる話が紹介されていてよかった。」などの評価があった一方で、「墓を今もなお守り続ける人たちや、広島で日仏交流に尽くしてきた人たちの思いをもう少し紹介してほしかった。」「当時の日本とフランスの歴史的な背景をもう少し詳しく知りたかった。それによって日本がフランス兵士を手厚く扱ったことの事実がより効果的に伝わったと思う。」などの意見がありました。
【番組に対するその他の意見】
  • 墓石に刻まれた7人のフランス兵士について、番組で扱われた兵士以外の情報も知りたかった。
  • 平和への思いを次の世代へつなげるために、このような番組で貴重な歴史を伝えてほしい。
  • 当時の写真資料をどのようにして入手したのか経緯を表現するとさらに感動が伝わった。
  • 日本の陸軍医師を探すシーンは不要。貴重な時間を他の情報にあてるべき。
  • 番組のタイトルがフランス語なら、最後の「END」も英語ではなく、フランス語のほうがよかった。
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