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広島テレビ 放送番組審議会

第464回 広島テレビ放送株式会社 放送番組審議会(報告)

開催日

2008年2月20日(水)

場所

広島テレビ12階役員会議室

出席委員

藤原 健蔵 委員長 以下9人

社側出席

後藤 文生 社長 以下8人

議事概要
  1. 2008年2月2日(土)15:55~16:25放送の 広島県人権啓発番組「いきいきキラリ!~ワーク・ライフ・バランス~」を審議しました。
    ▽制作担当者から、男女共同参画社会の実現に向けて法令などが整備され、企業などで取り組みが推進されています。しかし依然として雇用機会や待遇及び社会活動などの面で男女間の格差が残る部分もあります。
    番組では、これまでの女性の社会参加を前面に出すことだけでなく、一歩進んで男性も女性も心豊かに生き生きと暮らせる社会の実現を目指す試みへ焦点をうつしました。タイトルに「ワーク・ライフ・バランス」とうたい、仕事・生活の調和の観点から4つの企業や団体の取り組みを紹介しましたと説明がありました。
    ▽委員からは、女性が仕事を続けるための会社や家族の協力や、本人ががんばっている姿がよく取材され、取材対象者らの充実した生活をうかがうことができ好印象を受けたなどの評価がありました。しかし、タイトルにうたわれたテーマが内容に十分反映されていない。また、成功例のみ紹介され、そこにいたるまでの過程や問題点が取材しきれていない。これらの制度を広く定着させることを後押しするために必要なことは何なのかという点をもっと取材し番組としての主張を明らかにしてほしい、などの意見もありました。
【番組に対する主な意見】
  • 若い人たちが仕事しながら結婚・育児をしたいと思わせる環境を考えるきっかけになった。
  • いろんな業種が扱われて違う視点もあってよかった。食のテーマなどもタイミングよく扱われていた。
  • 30分間の番組としては、4つもの話題が扱われ、1つ1つの内容の掘り下げが不十分だった。
  • 大企業だけでなく、町工場や農業など地味なようでも重要な役割を果しているところにフォーカスを与えることが大切。それにより具体的な選択肢を与えてほしい。
  • 番組としての主張や背景が感じられない。光の部分だけでなく影の部分にももっと焦点をあてるべき。
  • 制約はあるものの企画段階から取材対象についてはもう少し吟味するべき。
  • 制度の普及率や、諸外国との比較など、データ的な根拠で説明をするともっと説得力がある。
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