広島テレビ 放送番組審議会
第456回 広島テレビ放送株式会社 放送番組審議会(報告)
開催日
2007年4月18日(水)
場所
広島テレビ12階役員会議室
出席委員
藤原 健蔵 委員長 以下7人
社側出席
後藤 文生 社長 以下8人
議事概要
- 2007年4月期の日本テレビ番組改編方針と戦略について、山根義紘日本テレビ取締役執行役員から次のような説明がありました。
▽テレビ業界の現状として、営業的問題として、この2年間、広告収入はマイナス成長になってきている。
加えて、デジタル化への設備投資の負担は大きいものがあり、厳しい現状である。
さらにライフスタイルや、社会環境の変化が要因になって視聴者の動向がつかみにくい現状であるとの説明。
また編成的には、この4月期の日本テレビは、17~18年ぶりに約10時間の大改編を行なった。
今のところ、良いスタートを切っている。
今後も日本テレビならではの番組を開発していくなど、こだわりを持ってレギュラー番組の定着を図りたい。
年々視聴率が低下するプロ野球については、野球教室を開くなど、地道な活動も考えている。
捏造問題等、現在テレビ業界を取り巻く状勢は、各方面から厳しい目で見られている。
日本テレビでも3重、4重のチェック体制を敷いて責任ある対応をしていきたい。
など説明がありました。
【委員からは、次のような意見がありました】
- 視聴率なくして、番組は成り立たないのは分かるが、最近はお笑い系の番組が多い。
面白おかしければいいのだろうか。
- NNNドキュメントのような硬派のジャンルでも日テレらしい“発明品”を増やして欲しい。
- 野球人気を取り戻すには、スーパースターの育成が必要だと思う。
- スポーツ人気は、メディアが作ってきた。野球人気を高めるには、大人も子供も楽しめる野球アニメを作ったほうが早いと思う。
- 報道とバラエティが混在化した番組が増えてきている。物事の本質を捉えた政治や社会、経済など、みんなでじっくり考えるような番組を編成してほしい。
戻る
