広島テレビ 放送番組審議会
第441回 広島テレビ放送株式会社 放送番組審議会(報告)
開催日
2005年10月19日(水)
場所
広島テレビ12階役員会議室
出席委員
藤原 健蔵 委員長 以下11人
社側出席
後藤 文生 社長 以下6人
議事概要
- 「音に翼を…」~届けたいヒロシマの願い~について
▽担当者から「復活ROAD TO PEACE」の説明と番組の企画意図の説明。
音楽を通じて平和の発信と国際交流をおこなうには、グスタフ・マーラーの交響曲第2番「復活」が相応しいとして、2002年より実施しているピースコンサート「復活ROAD TO PEACE」を紹介した音楽番組。今回が4回目で、広島交響楽団を中心に海外からの特別ゲスト奏者や歌手を加え、一般公募の団員を含む特別合唱団で編成されています。
番組は、一般公募で集まった合唱団員が、それぞれどのような思いで歌に取り組み、本番を迎えたかを中心に、3カ月にわたり追いかけたドキュメントであるとの説明がありました。
【番組に対する主な意見】
- ジワジワと心に響く感動の音楽ドキュメントで、大変良い作品であった。
- ドイツ語の歌詞の日本語訳を流していたし、曲の解説もあってとても分かりやすかった。
- オーディションの時の緊張と不安の表情が、練習をかさねるごとに自信を増し成長してゆく模様を、映像がよくとらえていた。
- 放送時間が長すぎるためか、中だるみが生じてしまったように思われた。
- 登場人物が多く、頭の中で人物が交錯してしまい整理がつきにくいところがあった。
- この番組を毎年継続していくならば、その年の制作意図を一層明確にして取り掛かり、総花的・惰性に陥ることを避けるようにして欲しい。
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