広島テレビ 放送番組審議会
第437回 広島テレビ放送株式会社 放送番組審議会(報告)
開催日
2005年5月18日(水)
場所
広島テレビ12階役員会議室
出席委員
藤原 健蔵 委員長 以下9人
社側出席
後藤 文生 社長 以下6人
議事概要
- ニュース情報番組「テレビ宣言」(月曜~金曜16:50~19:00)を審議しました。
▽審議の前に担当者から、13年目を迎え、新たな展開をめざし4月4日(月)から出演者・内容ともに大幅にリニューアルスタートした「テレビ宣言」の企画変更のポイント『原点に立ち戻る事を目指してタイトルから「にゅー」を取ったこと。「若さ・地元密着・今」をキーワードに新たなニュース情報番組をめざしている』などの説明が番組担当者からありました。
【番組に対する主な意見】
- シンプルに枝葉が切り落とされ幹が残ったという印象。18時台にニュースがリピートされているが、17時台に見ていない人のためにもダイジェスト版ではなく詳しく報道したほうが良いのではないか。
- 児玉アナウンサーが料理コーナーに出なくなったが「男子厨房に入る」の時代ということもあり、男性の素朴な意見が聞けないのはちょっと寂しいかなと思った。
- 呉の「大和ミュージアム」や福山の「バラ祭り」の中継など機動力があってよい。
- 日替わり情報はバラエティに富んだ組み立てで、興味深い。
- リニューアルということで「若さ」とか「地域密着」というテーマでやられていますが、構成自体が以前と大きく変わっていないのは、これまでと同じように見られるので逆にいいと思う。「温井ダムの放流」や「さくらんぼ」など季節感ある話題が出ている。
- 三人とも(児玉、馬場、長島アナウンサー)爽やかで安心して見られる番組だ。全体的にこの時間帯の主婦をターゲットとした番組としては良いと思う。
- 地元の魅力を紹介する時に、飲んだり食べたりするものが中心になると思うが、食事以外にもテクニカルな部分、技術面ですばらしいものを持った企業が地元にたくさんあります。少し硬くなるかもしれませんが、機会があれば是非一度紹介していただきたい。
- 役に立つ生活情報とニュースの構成、バランス作りというのはすごく難しいと思う。
- 「人生はこれから」というコーナーで、リタイアされた方がポジティブに生きていく姿を映されていました。今後もこういう元気が出るものを盛り込んでいただきたい。
- 小さな取材でも大きなドキュメンタリーになる可能性を秘めているので、大事に扱ってほしい。
- 「今」にこだわり過ぎると表層的な取材になりかねないので、情報の背後にある本質にも注意してほしい。
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