アナウンサーブログ

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6月2日(火)の天気
2020.6.1

6月1日のきょうは、空気がしっとり。
あぁ…6月に入ったんだな…と感じる空気感でしたね。

湿気のこもる屋内では、
少し蒸し暑く感じた方もいらっしゃるかもしれません。

 

【最高気温】
大体20℃~24℃くらいにおさまり、
4月下旬~5月下旬並み。
6月としては少し低めになりました。

 

ただ、あすは暑さがびっくりするくらい復活します。

きょう湿った空気を運んできた梅雨前線は南に離れ、
あすは高気圧に覆われるため、晴れる見込みです。

朝から気温が高めなことに加えて、
日中は日差しがたっぷりと届くため、
あすは気温がきょうよりも
4℃~8℃くらい高くなる予想です。

上昇の幅が特に大きいのは内陸部。
30℃以上になる所もありそうです。
あすは蒸し暑さも少し残りそうなので、
引き続き体調管理にお気をつけください。

 

さて、きょうからテレビ派の天気予報のコーナーが元通りになりました。
4月半ばごろから私は放送をお休みしていましたが、
この先はひとまず月~金にかけて、
全ての時間帯の天気予報を担当させて頂くことになりました。

このお休み期間は、ニュースの取材や編集など、
これまであまり携われていなかったお仕事をさせて頂いていました。

もちろん天気や防災に関わる取材はこれまでもありましたが、
そうではない内容についてはほとんど初めてでした。

自分で取材をして、編集して、実際に映像がテレビで流れて、
その映像に合わせてアナウンサーの方が原稿を読んで……

そうやって放送される様子を、今回初めてスタジオの裏側から見ました。
普段なら、自分もスタジオにいたからです。

 

私はこれまで、本当に驕りだったと感じるのですが、
番組の中で一番緊張するのは出演者だと思っていました。

テレビカメラの前で緊張して震えることなんて、
これまで何度も何度もあるからです。

でも今回。

自分の取材した映像がテレビで流れる時、手が震えました。

デスクの人の指示を出す声を合図に、
画面を切り替える、映像を流す、文字を出すそれぞれの人が素早く動き、
タイムキーパーの人のカウントに合わせて連携をとる。
もちろんその様子は普段から見ていて知っているつもりでしたが、
自分の作った映像が流される様子を初めてその場で見て、
作る映像に対する責任の重さを改めて感じました。

自分の言葉で伝えて間違いがあったときは、
自分で謝罪をすれば、体裁上は責任をとれ(るような気になれ)ます。
(もちろん謝罪すれば済むというものではありませんが)
でもアナウンサーの方に読んで頂くとなると、
もし間違いがあっても、自分で謝罪することはできません。
そのアナウンサーの方に謝罪をして頂いてしまうことになります。

それだけではありません。
役割分担されたあれだけの人数で行う長時間の連携作業。
放送に携わる一人ひとりが、その責任に緊張しない訳がありません。

その部分に、
自分が自分で思っていた以上に鈍感だったことに気づき、
今も恥ずかしい思いです。

 

通常の放送に戻る前の備忘録として書きましたが、
これはここだけのお話ということで。。。

これからも取材して編集して、もちろん天気予報も。
放送に携わる一人としてその内容に一層責任を持って、
放送を観てくださるみなさんへの感謝を常に忘れずに、
より良い情報をお届けできるよう頑張ります。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。