アナウンサーブログ

ANNOUNCER BLOG

初めての献血
2020.5.24

そのニュースを呼んだのは母の日でした。

『献血ルームで協力者にカーネーションをプレゼント』。

母の日には恒例の行事で、
特に今年はコロナウイルスが
広がる中で人の出が減り、
これもきっかけにして
必要な量まで引き続き呼び掛けていきたい、
というような内容でした。

ここで、ひとつ、自分にモヤモヤが生まれます。

「そういえば、献血行ったことないな…」。

と、いうわけで。
行ってきました。
「はじめてのけんけつ」!
(だーれにも~なーいしょで~♪)

ニュースで扱った施設とは別ですが、
すぐ近くにある献血ルーム「もみじ」へ。

(本通り電停すぐそばにあります!)

初めてということで事前に説明を受けたのち、
お医者さんによる問診と血圧の測定。
血液型や献血できる血液かを簡単に検査します。

そして待合室で待つこと5分ほど。
出してもらったホットコーヒーが
飲み終わらないうちに、献血の準備が整いました。
(サクサクで内心驚いてました笑)

そして、リクライニングのきいたシートの上に。
担当の方が衛生上完ぺきな対策をとってくださり、
いよいよ採血です。
初めてということで10分ほどで済む、
400mLの全血献血になりました。

そりゃチクッとはします。
吸引のために起こる振動もちょっとは伝わってきます。
ここで、担当の方の真骨頂ですよ。
まあ、いろんな話題をお持ちで。
しかも採血してもらっているなんて、
献血ルームにいるなんて忘れるような。
カープ、お好み焼き、スーパーのポイントのため方…。
あれこれしゃべり、すごく日常的な空間でした。笑

その中でちょこっと真面目な話も。
血液ってそのまま使えるわけではなくて、
精密な検査や成分ごとに分離が行われて
血液製剤になるんだそうです。
成分によっては保存できる期間が
20日ほどしかなく、だからこそ
決まった量が常に必要になるんですと。
これは、冷凍などで長期保存ができると
勝手に思っていた自分には
目(耳?笑)からうろこの話でした。

と、いつのまにか振動がやみ、採血終了。
待合室で水分と休憩をとって、
献血カードを作ってもらって任務完了!となりました。

ちなみにご厚意でアイスをひとつ
自販機で選び、いただけるんですが、
なんで人からもらうアイスってあんなに
おいしいんでしょうね笑

献血カードには次回また
献血できる期日も印字されています。
例えば同じ400mLの献血をしようと思えば、
男性の場合、およそ3か月の間隔を
あける必要があるんだそうで。
それらが一目でわかるようになっています。
また協力させてもらいたいな。
軽やかな気分ではじめての献血を終えました。

ここまでの文章は、
これまで献血に協力されたことのある人にとって
当たり前で冗長だったとは思いますが、、、
このブログがだれかの役に立ってたらうれしいです。

アナウンサーなんて完璧なわけありません。
よく知らない項目がニュースになって、
慌てて調べることもしばしば…汗
ですが後追いだったとしても、
その体験をしてみることで
知ること、感じることもあるのだなあ。
そんなことを今回のことから
改めて思いました、とさ。

ちゃんちゃん。