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ひとりっぷ、アートの秋④
2019.11.5

3年に一度!「瀬戸内国際芸術祭」の舞台、
香川県西部の島々をめぐる旅、
このブログは第4弾です。
(※秋会期は19年9月28日~11月4日です)

ついに旅行は最終日。
最後に向かった島は
「本島(ほんじま)」です!

こんなん、ありましたけど。

直通かね。
サイトにも乗ってなかったけどね。
ん?さぬき???

これ実は、
香川県沖にうかぶ「広島」という島。
広島市は、ま、大部分が島ではないですが
こちらは本当に周りを海で囲まれた島。
芸術祭の会場ではなかったので
予定には組み込めませんでしたが、
一度行ってみたい島の一つになりました。

閑話休題。
本島は雨でした。
上がったかな?と、やみ間を見つけて、
自転車を借りた、ら、10分後、
無防備のところに雨が降りました。
こんちくしょう。

話は肝心のアートへ笑
かつての歴史から、
「海」「船」「水夫」などから
着想を得たアートが多く展示されていました。
 

海に掲げられた大きな漁網。
島に暮らす漁師や一般参加の方々によって
編み上げたものなのだそうです。
漁の網を編むことを通じて
人と人、海や島の記憶も
つなごうという取り組み。
アートと地元が密接にかかわっているのも
芸術祭の特徴です。

港から自転車で15分ほどの「笠島地区」。
街並みは保存地区として
当時の様子が残されています。
広島で言ったら
大崎下島・御手洗などの雰囲気に近いかと。

このなんともいえない通りの名前は
「町屋通り」がなまって変化した、
という説が有力のようです。
ほんまかいな、、、。

濡れた体にしみこむコーヒー。
やわらかな酸味に癒されました。
店主のおじいさんに聞けば、
前回の芸術祭で本島は
アンケートの「おもてなし」の項目が
芳しくなかったのだとか。
普段笠島地区のガイドもしている店主は
「今回こそ」と思い、
自分の淹れるコーヒーと
奥さんの作るケーキでもてなそうと
決めたのだそうです。

そんな話を聞きながら、
さいごに心も温かくなって島をでました。
アート自体は感想を持てるものも、
持てないものもあって。
今後もなにかのきっかけに
なったり、ならなかったり、するんでしょう。

ただ確かに感じたのは、
瀬戸内の島々の皆さんのぬくもり。
1人でも多くのことを経験できた
お休みになりました。
初めて会ったときに人の心をつかむ、
ぼくらにとっても大事なこと。
理論ではないんだけど、
大事なことをもっと勉強していこう。
そんなことを思いました。
また、広島で頑張ります!!

あー、やってしまった。
ブログの更新日には
秋会期終わってしまっています。
行きたくなった方は
その思いを3年間、持ち続けてください!

長文に目を通してくださり
ありがとうございました。