アナウンサーブログ

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ひとりっぷ、アートの秋①
2019.10.25

この仕事、夏休みを
時期をずらしていただくことがあります。

ぽっかりと空いたスケジュール。
思い立って行ってきました、香川県!
3年に一度行われる「瀬戸内国際芸術祭」に
参加するため、電車を乗り継いでいきました。
(※秋会期は19年9月28日~11月4日です)

1日目は県西部の街、三豊市の須田港から
フェリーでおよそ20分。
訪れたのは「粟島」です!

鮮やかなアートの数々。
スクリューみたいな形をしている島において、
港の近くのエリアに作品が集まっています。


特に長居してしまったのが「漂流郵便局」。
全国津々浦々から届け先のわからない(もう届かない)
手紙が集まってくる場所なんです。
もとは芸術祭の作品の一つで、
その後も島で運営され続けています。

過去の自分に宛てたもの、
もう会えない人につづったラブレター、などなど。
たくさんの人の思いが集まった場所でした。
手紙は誰でも読めるのですが、
人の人生を覗いているようで、
その思いに触れているようで。
寂しさ、切なさ、共感、笑い。
色々な感情が引き出されました。

アートとともに
きれいな夕日を目に焼き付けて、、、

この日は島に泊まることに。
北部の集落のなかにある民宿に
お世話になりました。

ご夫婦でやられているこの民宿では、
晩御飯は宿泊客とお二人で
一緒にいろりを囲みます。


うん。どれだけでてくんねや。

たっぷり出してもらった   御飯と
たっぷりつがれたお酒…。
旅先で「お腹すきました!」
「お酒は好きです!」と言うときは
みなさん、今一度ご注意を(笑)

こうやって地元の方と交流できるのも
その土地に泊まってみての体験。
携帯電話の電波は届かず、
秋の虫の音色のなかで眠りにつく。
落ち着いた夜を過ごせました。
島泊、みなさんにもお勧めです。

(画像ののぼりはオーナーの太郎さんの似顔絵)

ブログ、このあとも続きます!
次回、高見島、坂急すぎ問題。