2人の高校生が広 島テレビを訪れました。
庭田杏珠（にわた・あんじゅ）さんと、
猿田起之（さるた・かずゆき）さんです。

自分が生まれるはるか前に起こった、
広島への原爆投下。
その出来事を忘れないために、
後世に伝えていくために。
活動を続ける2人の1年を、
広島テレビのドキュメンタリー
「WATCH」で放送します。
（9月28日深夜1時5分～2時）

庭田さんは被爆前の広島の写真に
AIを利用してカラー化する活動しています。
猿田くんは被爆者からの聞き取りを
もとに原爆の絵を描きました。
被爆者に心を重ね活動を続ける2人に
番組のナレーションを
一部、担当していただきました。
写真はその収録時に撮ったものです。
ぼくは番組にはかかわっていませんが…。
これまでの継続取材のなかで、
2人の姿を追った特集のナレーションを
何度も担当させてもらいました。
勝手に親近感を覚えていた、というやつです。笑

特集では、その映像だったり、
語る言葉だったり、視線だったり、、、。
大人びた印象を持っていましたが、
実際に2人と接すると、
素直で、まじめで、緊張して。
等身大の高校生なのだなと実感しました。
そんな2人がひたむきに取り組んだ活動。
「私たちが被爆者から話を聞ける
最後の世代かもしれない。」
その思いが詰まったものであると
改めて感じました。

ぜひ、2人の活動、そして
2人の声に耳を傾けてみてください。
遅い時間ですが、
ご覧いただければ幸いです。