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先月末、息子たちの通う小学校で運動会がありました。
小学校生活最後の運動会となる6年生の長男は、この日、ある大役を任されていました。
開会式での児童代表の挨拶です。
まさに、一世一代の晴れ舞台!
しかし、なんということでしょう。
私も夫も、本人から前もって聞かされていなかったのです。
入場行進を終えて整列していた長男が、
「児童代表の言葉」というアナウンスに「はい!」と返事。
突然前に出て壇上に上がり、あっという間に挨拶が始まってしまいました。
私たちは、見えやすい位置に移動することもできず、その場でカメラを回し始めました。
しかし、肝心の息子の姿はテントの向こう。
撮影できたのは声だけでした。
ちゃんと教えてくれていたら、場所取りしたのに…。
本人曰く、じゃんけんで負けて仕方なくやることになり、
ビデオで撮られたくなかったとのこと。
それでも普通なら、決まった段階で家族に伝えて、家で練習もしますよね?
秘密主義にもほどがあります。
男の子って、みんなこうなのでしょうか。
ちなみに、挨拶の文章は自分で考えたそうで、
「今日は待ちに待った運動会です。」という第一声から、
最後の「みなさん、今日一日、がんばりましょう。」まで、しっかりと暗記。
子どもらしいはつらつとした声で、一度も間違えずに言えました。
私よりスラスラしゃべっていましたよ。
競技で印象に残ったのは、長男の徒競走。
終盤、友達と接戦になり、「わぁ~!!!」と叫びながら全力でゴール。
惜しくも2位でしたが、力をふりしぼる姿が清々しかったです。
また、ダンスも見ごたえがありました。
長男はよさこいソーランでキレのある動きを見せ、
2年生の次男は人気の「パプリカ」でかわいさ全開。
二人とも、真剣に動きを合わせたり、白い歯を見せてのびのび踊ったりと、
一生懸命で楽しそうな姿に目頭が熱くなりました。
それにしても、児童代表挨拶をしている時の長男の表情、見たかったな~。
誰か奇跡的に撮影していないかしら(笑)