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先日、長男の少年野球チームで練習試合がありました。
ホームグラウンドでの試合だったので、
お父さんたちは朝早くからトンボがけやライン引きなどのグラウンド整備、
お母さんたちはトイレ掃除やお茶出しの準備などを行いました。
わが息子は1週間前に椎間板を痛め、試合には出られないことが予想されましたが、
私も夫も準備と試合の応援に参加。
私は、途中で長女と次男のお昼ご飯を作りに帰るなど、行ったり来たりしましたが、
夫は、夕方の練習のお手伝いも含め、朝7時から夜6時まで
グラウンドに出ずっぱりの一日でした。
その日の夜のこと。
私がお風呂を沸かすため、バスタブを洗いにお風呂場に向かうと、
ちょうど長男がシャワーを浴びようとしていました。
私が「お風呂をこれから沸かすから、湯がたまってから入ったら?」と言いましたが
「シャワーでいい。」とそっけない返事。
私がノックもせずにドアを開けたので、ちょっとムッとしているようでした。
その後、シャワーを終えてリビングに戻ってきたので、
私がお風呂を沸かしに行こうとすると…
「チャラランララランラン…お風呂が沸きました」という、自動湯沸かし器のアナウンスが!
そうです。
なんと、長男がシャワーの後、私の代わりにバスタブを洗い、お湯をためてくれていたのです。
頼まれていないのにお風呂を沸かしてくれたのは初めてのこと。
「お風呂、沸かしてくれたん?ありがとう!」と感激する私の横で、
長男はあえて涼しい顔をしていました(*^^*)
この日一日、両親が自分のために動いてくれたことを、彼なりに感謝していたのかな。
「ありがとう。」の気持ちを行動で示してくれた息子に、成長と優しさを感じました。