ANNOUNCER BLOG
明後日、6月5日(水)、
広島テレビ「テレビ派」とNHK広島放送局「お好みワイドひろしま」のコラボ放送
第二弾を実施します。
今回のテーマは「西日本豪雨 被災地からの声~今、私たちにできること~」。
視聴者の皆さんからいただいたメールやファックスを元に、被災地の現状を取材。
雨の季節を前に、今私たちにできることを考えます。
その取材のため、私は先月、NHKの黒田アナウンサーと共に呉市音戸町へ行きました。
被害の大きかった先奥地区では、山から流れ着いた大きな岩を重機で砕き、
トラックで何度も運び出していました。
夕方、作業が終わり、岩を削る音が止んだ時、
鳥の鳴き声がたくさん聞こえることに気が付きました。
災害前、ここには穏やかな日常があったのだなと感じ、切なくなりました。
私は、あの日避難をせず、自宅にとどまることを選んだ男性に話を聞きました。
今でもあの時どうするのが正しかったのか、答えが見つからないと言います。
自分だったらどうしていただろうか、と考えさせられるインタビューになりました。
1200年の歴史がある波多見八幡神社にも足を運びました。
元々は林に囲まれていましたが、豪雨による土砂崩れで、境内ののり面が崩壊。
片側だけ景色を変えてしまっていました。
復旧工事の費用を捻出するため、氏子の皆さんが始めた新たな取り組みを
黒田アナウンサーが取材しています。
被災した方から直接聞く話は、はっとさせられることが多くあります。
いざ逃げようとした時、人は何を思うのか。
避難を促すのに効果的な言葉は何なのか…。
被災地からのメッセージをしっかりお伝えできるようがんばります。
広島テレビ・森アナウンサーとNHK・平井キャスターの熊野町リポート、
坂町や安芸津町からの中継もあります。
是非、ご覧ください。