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G7広島サミットまであと4日。
初日の19日に各国首脳が訪れる予定の平和公園に、私も先日、足を運びました。
公園の周りに設置されたフェンスや警備の充実が、サミット目前であることを物語ります。
首脳の皆さんが目にするのはこの光景かしら…なんて思いながら歩いてみました。
原爆死没者慰霊碑に続く左右対称の道を通る時は、いつも厳粛な気持ちになります。
慰霊碑のアーチの中には平和の灯と原爆ドーム。
丹下健三さんの設計の素晴らしさを改めて感じながら、献花のシーンを想像しました。
「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」の碑文は、広島が被害を訴えるだけではなく、世界の恒久平和を願っていることを分かっていただけるのではないでしょうか。
その後、青葉の香りを感じながら原爆の子の像の側へ。
7年前のオバマ元大統領の広島訪問では、この辺りから原爆ドームを望みました。
痛々しい壁やむき出しの鉄骨が、原爆の悲惨さを訴えかけます。
原爆資料館の視察では、被爆者との対話も行われる予定です。
犠牲者の遺品と被爆者のリアルな声で、78年前のヒロシマを想像し、平和への強い思いを新たにしていただきたいです。
印象的だったのは、韓国人原爆犠牲者慰霊碑の周りに修学旅行生がたくさんいたこと。
ガイドの方が「来週、韓国のユン大統領と岸田首相が参拝されますよ」と説明されていました。
サミットを期に関心が高まっていることを実感しました。