ANNOUNCER BLOG
受験シーズンですね。
我が家は高校3年生の長女と中学3年生の長男のダブル受験。
今まさに正念場を迎えています。
私は教育熱心とは言えず、どちらかと言えば放任主義。
自分自身が中学生や高校生の時、親に「勉強しなさい」と言われても素直に聞けずイライラするばかりだったので、我が子にはできるだけ口にしないよう心がけてきました。
そのせいか、なんとも受験生らしくない二人。
試験の1ヶ月前でも、長女は友人の誕生日プレゼントを夜遅くまで手作りしていたし、長男も急に絵や工作に熱中し、画用紙や絵の具を買ってくれと言い出す始末。
あとはゲームをしているか寝ているか…。
さすがに心配になって「勉強してる?」と聞くと、「塾でしてる。家ではやる気にならない」と悪びれる様子もありません。
言い過ぎると不機嫌になるし、言わないといつまでたってもスイッチが入らない…。
ちょうど思春期と重なるだけに難しいですよね。
上手に発破をかける方法はないものでしょうか。
唯一の救いは、二人とも休日に「一緒に勉強しよう」と誘ってくれる友達がいること。
親の見ていないところでは頑張っていると信じるしかないですね。
長女はもし志望校に合格できれば、この4月から県外に進学することになります。
同じ屋根の下で暮らせるのもあとわずか。
「家族が一緒に過ごせる時間は意外と短い」というのは本当ですね。
夫はすでに寂しい、寂しいと言っていますが、私は正直まだ実感がわきません。
今はただ、娘の希望が叶ってほしい、離れてもいいから美術関係の仕事につきたいという夢を実現してほしいと切に願っています。
かく言う私も、故郷・福井の高校から東京の大学に進学し、広島に就職。
年子の姉も、県外へ進学・就職したので、両親はさぞかし寂しかっただろうと思います。
それでも、子ども達の夢を応援し、自由に歩ませてくれました。
自分が同じ立場になり、あの時の父と母はこんな気持ちだったんだなとしみじみ感じています。