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オミクロン株の感染拡大となった今週。
みなさん、お変わりありませんでしょうか。
成人の日でお休みが多かった人も、
なかなか心休まらない日が続いたのではないでしょうか。
なにはともあれ、今週もお疲れ様でした。
映画界では、明るいニュースも舞い込みました。
広島でロケが行われた「ドライブ・マイ・カー」が、
アメリカのゴールデングローブ賞の
「非英語映画賞」に輝いたんです!
アカデミー賞の前哨戦ともよばれる賞を、
日本の映画としては62年ぶりの受賞となりました。
となると、よもやよもや、もしかすると…?
期待は膨らむばかりです。
深夜番組『てっぺん』では、この広島ロケに携わった
「広島フィルムコミッション」の西崎さんを昨年の公開時期に取材。
濱口監督の「ロケ地を脚本に落とし込む手腕」に
私たちも息を舌を巻きました。
村上春樹さんの原作には広島のひの字も出てきません。
そこから広島の風景や要素を溶け込ませ、
美しい作品世界を作り上げています。
平和公園での稽古のシーンは圧巻ですし、
ごみ処理施設である中工場はそのために用意された場所のよう。
映画は3時間あって観念的なシーンも多いですが、
評判通り、心に直接語り掛けてくる内容となっています。
そしてそのなかに広島の風景がちりばめられている。
広島を愛するあなたなら、きっと誇りにおもえるはず!
現在、広島バルト11と八丁座で公開中のほか、
再上映が決まっている映画館もあるようです。
広島の美しさ、映画の美しさを体験してみてください!