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先週末、あるトークショーの司会の仕事がありました。
世界的な現代アーティスト、小松美羽さんのトークショーです。
廿日市市吉和のウッドワン美術館で開催中の「小松美羽展―自然への祈り―」にあわせて
行われました。
小松さんは、祈りをテーマに、狛犬や龍など神獣の絵や有田焼を制作しています。
有田焼の狛犬はイギリスの大英博物館に永久展示され、
ニューヨークのワールド・トレード・センターにも作品が収蔵。
アジア各国で個展やライブペインティングを行い、
いまや彼女の作品は、購入するのに何年も待たなければならないほどの人気です。
今年の24時間テレビのTシャツのデザインを担当されたことでも話題になりましたよね。
トークショーには大阪や九州など、遠方からもファンが駆け付けました。
彼女の感性を育んだ故郷の話、神獣を描く理由とこだわり、
大和力(やまとぢから=すべてを包み込み融合する「和」)を発信したいという想い…
自然体な語り口からアートへの情熱がにじみ出る1時間でした。
小松美羽展、是非、行ってみてください!
エネルギッシュな絵は、観ている自分の体温まで上がりそうなほど!
色彩は虹のように鮮やかで、どの色も光を放っているかのようです。
特に、神獣のかーっと見開いた「目」が印象的で、心の奥底を見透かされそうでした。
美術展には珍しく、作品の写真撮影もOK。
これは、私が一番気に入った作品「山犬様 和になる」。
山犬様のお尻が、キュートじゃないですか?
小松さんに「人間の子供のお尻みたいで愛らしかったです!」と伝えると、
「実は、クレヨンしんちゃんのお尻を少しイメージしました」とおっしゃっていました。
グッと親近感が湧きました(*^^*)
彼女にとって、西日本で初めての大規模な展覧会。
バリエーション豊かな作品に込めた“祈り”を直に感じてください!!!
ウッドワン美術館で11月8日(日)までの開催です。