アナウンサーブログ

ANNOUNCER BLOG

朗読劇コンクール
2017.4.12

先月、我が家の子供達が、はつかいち朗読劇コンクールに出場しました。

朗読サークルや小・中学生の仲間など13団体が出場、絵本や教科書作品などを演じます。

実は、長女がこのコンクールに参加するのは3度目。

一昨年、去年は同級生の友達3人で出場したのですが、今年そのうち1人の都合がつかず、

代わりに「出たい!」という弟たちをメンバーに加えることに。

我が家の3人きょうだいとお友達1人の4人体制で挑みました。

 

今回選んだ作品は「くまのこうちょうせんせい」という絵本。

主要登場人物(動物?)のくまの校長先生を8歳の長男が、

児童のひつじくんを5歳の次男が、ナレーションを長女と長女の友達が担当しました。

本番の1か月ほど前から、週末を中心に練習を始めましたが、大変だったのは、

長男と次男を練習に集中させること。

一回通して練習しただけで、もう遊びたくてうずうずしだすし、

校長先生がひつじくんの頭をなでるシーンは、恥ずかしがってちゃんとやらないし、

時には長男と次男がケンカを始めて、長男はふてくされ、次男は泣きべそをかいて、

練習どころではなくなってしまうこともありました。

 

そして迎えた本番。

4人は、廿日市市のさくらぴあで小ホールの舞台に立ちました。

長男と次男にとっては初めてのステージ。

審査委員やお客さんを前にして頭が真っ白にならないか、ハラハラしながら見守りましたが…

心配をよそに、子供達はよくがんばりました。

特に驚かされたのは、長男の演技派ぶり。

ひつじくんに優しく言い聞かせるシーンでは、練習でも見たことがないくらい

心のこもった口調で、私は感動して思わず涙が出てしまいました。

さらに、一番心配していたのが、次男の見せ場。

校長先生への長い手紙を読むシーンと、

「たすけて~。こうちょうせんせいがたいへんだ。たすけて~!」と大声で叫ぶシーン。

まだ字が読めない次男が、一生懸命覚えたセリフを間違えずに言い終えた時は、

ホッとして、客席でエドはるみさんばりの「グゥ~!」をしてしまいました(笑)

途中で、長男が少しセリフを間違えたり、段取りを忘れたりということもありましたが、

頼りになるお姉ちゃん達が上手にフォローし、ミスとは気づかれなかったかもしれません。

 

ちなみに、コンクールの結果は…

廿日市市文化協会賞を頂きました!

最優秀賞1チーム、優秀賞2チームに次ぐ、今年新たにできた賞だそうです。

初出場での受賞となった長男と次男はきょとんとしていましたが、

3回目の出場だった長女とお友達は「今回が一番緊張した」と話していただけに、

この受賞の喜びは格別だったようです。

 

後日、次男が「ぼくたち、ゆうしょうしたね。」と、幸せな勘違いをしていたので、

家族で大笑いしました。

でも、優勝と同じくらい、子供達にとっては嬉しくて貴重な経験となったようです♪

 

最新記事


アーカイブ
月を選択