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不定期連載 ヒロシマ日記<19>オバマ大統領の広島訪問
2016.6.3

アメリカのオバマ大統領が広島を訪れてから1週間が経ちました。
あの訪問を機に、今また平和公園を訪れる人が増えていると聞くと、
その影響力の大きさを改めて実感する今日この頃です。

私の目に今も焼き付いているのは、オバマ大統領と被爆者との対面のシーンです。
原爆を投下した国の大統領に対して見せた、坪井直さんの晴れやかな表情。
核兵器のない世界の実現のためなら、謝罪にこだわらず、オバマ大統領を歓迎したい…
そんな気持ちを体現したような笑顔に、心が洗われる思いがしました。

そして、12人の被爆死したアメリカ兵捕虜について40年にわたって調べてきた
森重昭さんとの対面。
その抱擁は、人と人との心が通い合う瞬間を見たようで、思わず涙が出ました。

大統領の演説は17分に及びました。
当初は短い所感を述べるにとどまるだろうと言われていただけに、驚きました。
核兵器廃絶に向けた具体的な発言がなかったという批判もあります。
それでも、ある被爆者の方がおっしゃいました。
「広島で発した彼の演説を聞いて、
一人一人が何をしなきゃいけないかを考えるきっかけになった」と。
オバマ大統領の広島訪問を意義あるものにできるかどうかは、
私達の今後の行動にかかっているのかもしれません。
そんなことを思いながら、私もまずは一つの行動、このブログを書いた次第です。

明日、6月4日(土)の深夜0時55分から放送の「WATCH」では、
オバマ大統領の演説を取り上げます。
17分の演説に込めた思いを、ヒロシマはどう受け止めたのか、検証します。
是非ご覧ください。

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