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昨日、次男が「かめんライダーのベルトをかって!」と言い出しました。
「クリスマスにサンタさんに頼もうね」となだめましたが、
「サンタさんはくるましかもってきてくれないもん。だから、かって!」と食い下がります。
去年のサンタさんからのプレゼントがラジコンだったことが頭にあるようです。
「去年は、何が欲しいってサンタさんにお願いしなかったから車だったけど、
仮面ライダーのベルトが欲しいですってお願いすれば、ちゃんと持ってきてくれるよ。」
と言い聞かせましたが、
「もってきてくれないもん!かって!かって!かって~!!!」の一点張り。
「じゃあ、誕生日に買ってあげるよ。大きいおもちゃは、そんなにいつでも買えんのんよ。」
と制すると、誕生日がかなり先(8月)だと分かっているからでしょうか。
「いやだ、いやだ!かって、かって~!」と泣きじゃくります。
「だったら、やっぱりサンタさんに頼もうよ!」
「サンタさんはくるましかもってきてくれない!」
「大丈夫よ、ちゃんとお願いすれば。」
「おねがいしても、もってきてくれないもん!」
…こんな押し問答がどれくらい続いたでしょうか。
らちがあかない状況に、風穴を開けたのは夫の一言でした。
「分かった。サンタさんが持ってきてくれなかったら、買ってあげよう!」
凄みを効かせたわけでもなく、いつもと変わらない口調で発したこの言葉が、
不思議なほど次男を納得させたのです。
子供って、単にわがままを言っているわけではないんですね。
次男は、サンタさんが本当に持ってきてくれるのかどうか、不安だったんです。
子育ても3人目だというのに、わがままには理由があること、今頃気が付きました。
子育ては、やっぱり親育てです。