ANNOUNCER BLOG
母が他界して5か月。
この度、このブログの中で、母の介護経験を綴る備忘録を始めることにしました。
母は20年間パーキンソン病を患っていました。
介護が必要になって広島に呼び寄せたのは12年前。
後に認知症も併発し、3年の自宅介護を経て、様々な介護施設にお世話になりました。
これまで、講演会などでは話すことがあったのですが、
テレビやブログで詳しく触れるのはなんとなく気が引けていました。
病気とはいえ本来の母ではない母の姿を公表するのは、
本人が傷つくのではないかと思ったし、
私自身、平常心で母の事を話せる自信がなかったのかもしれません。
実際に、講演会では涙が止まらなくなっちゃって、
お客さんにハンカチを差し出されたこともあったっけ(^_^;)
そんな私が、なぜ備忘録を残そうと思ったか。
それは、先日頂いた、まちづくり講演会(来月25日開催。詳しくはまたお知らせします)
の依頼がきっかけでした。
「自分の経験を元に、広島の街の長所、短所を話してほしい」というリクエストから、
子育てはもちろん、それ以上に、母の介護を通して感じたこと、学んだことが
あまりにも多いのに気づかされました。
母が病気で苦しみながら身をもって教えてくれたことを、忘れてはいけない、
忘れたくない!
千の風になった母に感謝を込めて、不定期ではありますが連載したいと思います。
その名も「ドタバタかいご備忘録」。
今現在、介護で悩んでいる人はもちろん、
将来、家族に介護が必要になったら…と不安を感じている人にも参考になれば幸いです。
もちろん、ドタバタいくじ日記も、引き続きよろしくお願いします(^^)
(若かりし頃の母と私)