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いい性格してます
2020.9.14

利き手の右手を怪我し、ギブス生活になった長男は、先月中旬からリハビリを開始。

週に3日、学校から帰った後、一人で電車に乗り、リハビリの病院に通っています。

 

リハビリ初日は、私も息子に付き添いました。

手術から3週間、ギブスで固定されていた右手でしたが、理学療法士の先生に

「すごい!親指以外の指がよく動くね~!」

と驚かれました。

どうやら、動かしにくい中でも、大好きなゲームだけはめげずにやり続けていたのが、

リハビリ代わりになっていたようです。

ゲームのやりすぎも、時にはいいことがあるねと大笑いしました。

 

それにしても、リハビリって地道なんですね~。

息子の場合、断裂した親指の腱が安定するまで、親指を内側に曲げる動きができず、

先週までは親指を外側へ開く動きと、親指以外の指を動かす練習だけをひたすら行いました。

プロ野球選手のリハビリのニュースをよく耳にしますが、

こういったわずかな動きを一つ一つ繰り返すところから、復帰を目指すんですね。

その道のりは、どれほど不安で苦しいものだろうと想像しました。

そして、患者に寄り添う理学療法士の存在の大きさも実感。

息子の担当者は若い男性の方で、毎回ゲームやアニメの話をしてくれるらしく、

大変なはずのリハビリも、楽しそうに通っています。

 

それにしても、この度の大けがで一つ分かったことがあります。

それは、親バカですが、長男が結構いい性格をしているってこと。

利き手が使えず不便なはずなのに、この1か月余り、

愚痴や弱音をほとんど聞いたことがありません。

以前と変わらず明るくて、

ギブスも「つけていると周りのみんなが気遣ってくれる」と話していました。

当たり前のように左手で箸を持ち、いつの間にかキレイな字も書けるように!

「両利きになった」と、なんとも前向きです。

その器用さと、順応性の高さには驚かされました。

 

唯一、野球部の練習ができないのが残念そうですが、

病院で自ら「野球のボールをいつから投げられますか?」と医師に質問。

我慢の時間が、彼の野球熱を高めたような気もします。

完治後の上達に期待です!

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