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“怪我の功名”なるか…!?
2020.8.26

この夏、長男が大けがをしました。

おばあちゃんの家に、兄弟で我先にと競って入ろうとした時のことです。

一歩先に入った次男が急いで扉を閉めようとし、

そうはさせまいと手を出した長男が、扉に右手を強打。

ガラスが割れ、手首の内側を深く切ってしまいました。

玄関は血まみれ。

長女が泣きながら電話をかけてくるほどの流血でした。

救急車で病院に運ばれ、血を止める処置をしたものの、

専門医に診てもらったほうがいいということで整形外科へ。

ちょうど仕事を終えた私と夫は、会社から病院へ直行し、

処置室で横になっていた長男と対面しました。

「大丈夫だから心配しないで」とでも言うように、笑顔で手を振る長男。

安心させようとする仕草が健気で、思わず涙が出ました。

医師が傷口を触ると表情が歪み、「痛い」と口にしていましたが、

泣かずに必死に耐えている姿に、さすが中学生だなと成長を感じました。

動脈を痛めていることが分かり、すぐに手術ができる病院に再び移動。

細い動脈と、親指を支える腱が切れていましたが、神経などは傷ついておらず、

午前3時に無事に手術を終えました。

こういう時って、親は子供を見守ることしかできないんですね。

深夜にも関わらず手術をしてくださった医師と看護師、そして、

最も早く適切な処置ができる病院に導いてくださった救急病院の先生方、

ケガをした直後に駆けつけ、最後の病院に到着するまでずっと付添ってくださった

救急隊員の皆さんなど、たくさんの方々にお世話になりました。

人間はいろんな人に支えられて生きているんだなと、しみじみ思いました。

 

長男曰く、ケガをした時は大量の血を見て

「痛いよりも、死んでしまうのではないかと怖かった」そうです。

これに懲りて、兄弟の争いが減ってくれればいいのですが…。

子育てはいろんなことがありますね(汗)

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