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80年前の1945年4月7日、鹿児島県沖で米軍の猛攻撃を受け沈んだ「戦艦大和」。3000人余りの乗組員が大和と運命をともにした。太平洋戦争末期、「世界一の軍艦」とまでうたわれた大和に命ぜられたのは、帰還する見込
みのない沖縄への海上特攻作戦だった。無謀な特攻を命じた日本海軍。番組は、その内情を知る人物の貴重な証言を入手。証言から戦争の狂気を紐解く。特攻作戦で父を亡くした男性は、癒えない悲しみを抱えながら、亡き父の足跡をたどり、戦争のむごさを訴える。戦艦大和の故郷である呉市には今、空母化の改修を終えた巨大な護衛艦が配備され、南西諸島などの防衛のため輸送部隊が新設された。戦後80年、悲劇的な最後をとげた戦艦大和が私たちに残したメッセージに耳を澄ます。
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