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八幡照子さん(85)は8歳の時に被爆。そのときの体験を人前で語るようになったのは82歳になってからだった。さらに「自分のことばで世界の人たちにも伝えられるようになりたい」という思いから、英語教室にも通い始めた。1日の大半を英語の勉強に費やす毎日。いまでは海外のツアー客にも英語で被爆証言をしている。去年12月に広島で開催された「国際賢人会議」では、各国の委員に対して被爆証言を語った。コロナ禍がようやく落ち着き、外国人の姿が見られ始めた。そして5月に開催されるG7サミット。広島を訪れる外国人に、みずからのことばで平和を訴えるため、いくつになっても努力を重ねる八幡さんの挑戦を追った。
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