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『今日、ぼくは、二分の一成人式をむかえました。今まで、育ててくれたお父さん、お母さん、おばあちゃんに「ありがとう」を伝えるために手紙を書きました。』
これは、10歳になった次男からもらった手紙の書き出しです。
二分の一成人式はコロナ禍で中止になってしまいましたが、学校から持ち帰ってきました。
まず綴られていたのはお父さんへのメッセージ。
『自分の好きでやりたいことをやらせてくれたり、いろいろな物を買ってくれたり、いろいろな場所へつれてってくれたり、好きな物を買ってくれてありがとう。』
…ん?〝買ってくれて〟が2回も出てきたんですけど!
「そんなに何か買ってやった?」と夫に聞くと、「コンビニでジュースやお菓子を買ったくらい…」と苦笑いしていました。
そして、私に対しては『ぼくをうんでくれて、そしてそれからずっと育ててくれてありがとう。』と書いてありました。
嬉しい!でも、え?以上?シンプルすぎない?
〝遊んでくれて〟とか〝試合の時にお弁当をつくってくれて〟とか、具体的な事もあるじゃ~んと心の中でツッコミを入れました(笑)。
続いては、おばあちゃんへ。
『毎日夜ご飯を作ってくれて、サッカーやいろいろなときにおくり迎えをしてくれて、たんじょう日にお父さんとお母さんといっしょに祝ってくれてありがとう。大事にしてくれてありがとう。』
これには私も夫も完敗、いえいえ納得でした。
我が家は、帰りの遅い私達に代わり、平日はいつも義母が子供たちの食事から習い事の送り迎えまでありとあらゆる事を担ってくれています。
そして誰よりも優しい!
そんなおばあちゃんの愛情をしっかり感じ、心から感謝していることが伝わってきて、ここが一番じーんときました。
義母も感激して涙が出たそうです。
手紙の最後は「大人になったらいっしょにどこかへ遊びに行こうね」という言葉で締めくくられていました。
まだまだ小さいと思っていた末っ子が二分の一成人式とは…長女の出産から始まった3児の子育ても、いよいよ最終コーナーです!