同じ南観音地区から移転して2年、トータル12年のお店です。
店主の澄川大資(だいすけ)さんが焼いてくれたお好み焼きは
作り方も見た目もオリジナルでインパクトのあるロール焼!
まずは鉄板に長い豚バラ肉を4枚敷いて、卵二つ落とします。
長方形のシートのような形。
その上にスライスチーズを2枚並べて天かすと
地元の観音ネギをたっぷり!
毎朝自ら市場に仕入れに行く牡蠣は約100g。オリーブオイルで蒸し焼きに!
いその製麺の生麺をラードでパリっとさせ、ソースで味付け。
シートにのせると巻いていき
仕上げにソース、ガーリックパウダーなどをのせて完成です!
外側の豚肉もカリッカリでスナックのよう!
観音ネギは中に入っていてもシャキシャキ感がのこり
辛味とチーズのコク、牡蠣との相性もピッタリ!
素材それぞれからうまみが出て口いっぱいにおいしさが広がりました!
コロナ禍から企業向けの出前のみで営業していたmimiちゃん。
「お好み焼きの匂いはするのに営業していない、不思議なお店と思われていた」と笑う
佐藤幸子さんと、娘の東利恵さんです。
店内をDIYなどでリニューアルして、
2025年10月から店内飲食を再開しました!
40年前から焼いている幸子さんですが、
今回のおすすめのお好み焼きは利恵さんのアイディア、
「柔道部だった息子によく食べさせていた」というお好み焼き。
カルシウムもエネルギーもしっかりとることができそうです。
そばは、あえて一度冷凍したものを直前に解凍し、
カツオと昆布の出汁をかけて炒めますが、ラードは使いません。
使う豚バラは、なが~いものを2枚!
卵を広げてそばをのせる昔ながらのスタイル。
仕上げはソースの上にチーズをのせてとろけさせて
ネギや国産青のりをのせて完成!
中に入れたじゃこの塩味がアクセントに。
チーズと豚肉のジューシーな旨みで大満足でした!
どのメニューにもミニコーヒーがつくのもうれしいポイントでした!
とんがり屋根に風見鶏ののったかわいらしい洋風の建物!
よく、レストランですか?喫茶店ですか?と
尋ねられたそうです。
中に入ると、梁がむきだしの高い天井で
大きな鉄板やテーブルが並びます。
市川克子さんは夫を早く亡くし、
一念発起してお好み焼き店を始めて30年を超えました。
今では、常連客のほかにもインターネットやSNSをみて
遠方からもお客さんが来るそうです。
とにかくサービス精神旺盛な克子さん。
口癖は「損をして得をすること!」
太めに切ったキャベツをど~っさりとのせます。
天かす、もやしをのせて、豚バラ肉は5枚!
イカ天もトッピングとはいえ、たくさん入ります。
ひっくり返すのが大変なくらい、こんもりとした山のようでした。
押さえずに10分くらい蒸し焼きにしていきます。
そばは細麺で、お好みソースで下味。
仕上げにソースをぬり、青のりとごまもふって、昔ながらのスタイル。
たっぷりのキャベツが甘くなって、豚肉、イカ天のうまみも広がりおいしかったです。
80代に見えない元気な克子さんを慕って、
取材のときも4人の常連さんが見守ってくれていました。
元気の秘訣はお客さんとの日々の会話だそうです。
みなさんも会いに行ってみてくださいね!
80年代の人気映画『タンポポ』が好きで
1989年に店をオープンするとき店名にしたという吉永徹さん。
そのとき、看板メニューにしたいと、今回のお好み焼きを考案しました。
中に入れるのは、黄色いコーンとチーズです。
また、かつて喫茶店をしていたとき、よく使用していたマーガリンを
油の替わりに使います。
キャベツは仕上げるときに鉄製の押さえで
水分をしっかり飛ばします。
そして、最後はお好みソースだけではなく、
半分に黄色のソースをかけるんです!
実はコーンポタージュにカレーをミックスさせたソース。
カレー風味がほどよいアクセントとなり
コーンやキャベツ、マーガリンの甘みがいっぱいのおいしさでした!
さて、今回主にヘラを握ってくれたのは
近所から通う義理の息子、藤井康嗣さんでした。
高台にある住宅団地に、1軒しかないお好み焼き店。
吉永さんが体調面から店を辞めようと考えたときに
「絶やしてはいけない」と思って手伝い始めたそうです。
吉永さん夫妻と康嗣さんやアルバイトさんで
住民のみなさんからのたくさんの注文に応えていらっしゃいます。
幼い頃から父の味を食べてきた娘さんも取材を見守ってくれて
最後に記念写真を撮りました!
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