
今回は私の地元・安芸高田市で盛んな神楽をイメージしたお好み焼きです。
「あきたかた焼き」は2023年に誕生した新名物ですが、
まだ食べたことがありませんでした。
サンフレッチェやレジーナも応援する店長・宮本満(みつる)さんが
去年からお店で出すと、ピーク時には一日30枚の注文がある人気メニューになったそうです!
神楽の五色にちなんで、黄は卵、白は餅、黒はソース、青は青のりを使います。
赤の紅しょうがは、食べやすく刻んでふりかけます。
せせりからはうまみもよく出るし、餅にはゆずのピールをのせ、
最後の仕上げにゆず果汁もかけて、とても香りが良いです。
旬には高宮町の川根のゆずを使うそうです。
宮の麺はキツネ色にパリっとなるよう焼くので、
パリパリの食感と、お餅やせせりの弾力がいいし、
五色あられで華やかな見た目です。
お腹もいっぱいになるスタミナ満点の「あきたかた焼き」
ぜひ食べてみてください!
海を見下ろす住宅街にある店舗は、
2020年11月に自宅を改装してオープンさせました。
定年退職してお店を始めた山下隆司さんとひとみさん。
料理をするのが好きで、一品メニューを担当する
ひとみさんのアイディアで生まれたのが看板メニュー「ひだまり焼」です。
女鹿平産のまいたけとちくわを、酒で蒸し焼きにすると~、いい香り!
麺には魚粉と昆布粉、ソースで味付けし、パラっとなるよう焼きます。
麺の上に、家庭菜園の大葉を刻んでたっぷりかけて
まいたけやちくわを合わせ、キャベツをのせるので
ボリュームのある一枚に!
仕上げににんにくパウダーとごま、青のりをかけて完成です。
舞茸から出るうまみや大葉の香り、味が染みわたって
食べ応え満点のお好み焼きでした!
地元に少しでも貢献したいと、
料理にはまいたけのほか、廿日九条葱など地元産の食材を使うようにし、
桜尾ブルワリーのドリンクも用意しています。
飲食店の少ない住宅街で、近所の方にも喜ばれるお店でした!
県道30号沿いに建つクリーム色のかわいらしいお店。
2024年6月末にオープンしました。
店主の中本晃子さんが自分の大好きな味という
シソとチーズ入りの「あきもん焼き」をいただきました。
キャベツには昆布出汁をかけてしっかり蒸らします。
仕上げは外側だけを中心に向かって押さえ、ペタンコにはしません。
麺は余分な油を落とすため、水でさっと流してから鉄板へ。
サラダ油で、少しパリっとするように炒めます。
その上にチーズと3枚のシソをのせ、
キャベツをかぶせると、チーズは熱でとろとろに。
晃子さんは穏やかな雰囲気で、とても丁寧に焼いてくれます。
緊張していると話していましたが、10年以上様々なお店で修業し
各店の「良いとこ取り」をしたという焼き方で、とてもおいしかったです。
昆布出汁とシソの香り、チーズのコクと甘みが広がる「あきもん焼き」を
ぜひ食べに行ってみてください!
横川駅からも近いお店は、
桧木好弘さんが定年退職して始め13年目となりました。
もともと家族も自分もお好み焼きが大好きだったそうです。
手作りしている牛スジ煮込みを中にいれた
人気のお好み焼きを焼いていただきました。
単品メニューにはポン酢も使っていますが、
お好み焼き用は、ポン酢は入れず、甘辛く煮込んでいます。
優しい人柄で、丁寧に焦げを取り除きながらじっくりと火を通して
できあがったのは、牛スジのうまみもしみわたった
大満足のお好み焼きでした。
飲食の仕事は、会社員とはまた違った大変さですが
「お客様に“おいしかった、また来るよ”と言われ、
いつも元気をもらえる」とにこやかに話していました。
“どんどん”お客さんが来るお店の人気の秘密が伝わってきました。
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