
今や三次市の新名物となったご当地お好み焼き「三次唐麺焼」発祥のお店です。
店舗のすぐ向かいにある江草商店の江草社長と親しい岡村順正(おかむら・よりまさ)店長。
江草社長が開発した唐辛子入りの生麺をお好み焼きに提案され、
母の代からゆで麺しか使っていませんでしたが
新たに挑戦することとなったそうです。(三次唐麺焼のみ生麺使用)
50年続いているお店ですが、岡村さんが少しずつ焼き方に工夫を加え
唐麺焼は茹でた麺を水で洗い、しっかりしめます。
そこに油をからめたら、パリッパリになるまで焼いていきます。
中にはキャベツ、もやし、天かす、ねぎ、豚バラが入ります。
ラストは母から継いだ鉄製押し器で押さえて仕上げ!
せんべいのようにカリカリになった唐麺は口に入れやすく、
ふんわり火の通って甘くなったキャベツと絶妙なバランスでした。
麺がこげつかないように焼くのは店長の腕です。
アツアツでピリピリと刺激がありますが、もっと辛いのが好きなかたは
辛口ソースをつけて食べてみてください!
2025年4月、安佐北区深川から口田へ移転オープンしたお店で
テーブル席や座敷席があるきれいな内装です。
4店舗ある「大ちゃん」一筋12年勤めてきた店長の米田智紀さん。
新店舗に合わせて考えたのが今回の辛い中華風メニュー!
まず、豚バラ肉に天かすをのせて焼き、
その上に別で焼き始めたキャベツと生地をひっくり返してのせます。
そばは、唐辛子が練り込まれたオレンジ色の唐麺です。
焼きあがると、仕上げにソース、自家製の豚肉味噌、マヨネーズをかけてバーナーで炙り、
さらに自家製ラー油と山椒をかけて完成!
口の奥がピリピリとしびれる辛さですが、お肉のうまみや炙りマヨがおいしくて
やみつきになりますよ!
実際、リピート率が高いそうです。
いろんな種類のメニューがありますが、ぜひピリ辛体験をお試しください!
今回は私の地元・安芸高田市で盛んな神楽をイメージしたお好み焼きです。
「あきたかた焼き」は2023年に誕生した新名物ですが、
まだ食べたことがありませんでした。
サンフレッチェやレジーナも応援する店長・宮本満(みつる)さんが
去年からお店で出すと、ピーク時には一日30枚の注文がある人気メニューになったそうです!
神楽の五色にちなんで、黄は卵、白は餅、黒はソース、青は青のりを使います。
赤の紅しょうがは、食べやすく刻んでふりかけます。
せせりからはうまみもよく出るし、餅にはゆずのピールをのせ、
最後の仕上げにゆず果汁もかけて、とても香りが良いです。
旬には高宮町の川根のゆずを使うそうです。
宮の麺はキツネ色にパリっとなるよう焼くので、
パリパリの食感と、お餅やせせりの弾力がいいし、
五色あられで華やかな見た目です。
お腹もいっぱいになるスタミナ満点の「あきたかた焼き」
ぜひ食べてみてください!
海を見下ろす住宅街にある店舗は、
2020年11月に自宅を改装してオープンさせました。
定年退職してお店を始めた山下隆司さんとひとみさん。
料理をするのが好きで、一品メニューを担当する
ひとみさんのアイディアで生まれたのが看板メニュー「ひだまり焼」です。
女鹿平産のまいたけとちくわを、酒で蒸し焼きにすると~、いい香り!
麺には魚粉と昆布粉、ソースで味付けし、パラっとなるよう焼きます。
麺の上に、家庭菜園の大葉を刻んでたっぷりかけて
まいたけやちくわを合わせ、キャベツをのせるので
ボリュームのある一枚に!
仕上げににんにくパウダーとごま、青のりをかけて完成です。
舞茸から出るうまみや大葉の香り、味が染みわたって
食べ応え満点のお好み焼きでした!
地元に少しでも貢献したいと、
料理にはまいたけのほか、廿日九条葱など地元産の食材を使うようにし、
桜尾ブルワリーのドリンクも用意しています。
飲食店の少ない住宅街で、近所の方にも喜ばれるお店でした!
BACKNUMBER
番組情報トップ