店主の辻󠄀和希さんが、倉庫だった祖父の建物を改装してオープン。
奥行きが広く、どの席でも鉄板で食べることができます。
八昌の味にほれこんで修行したそうです。
まずはとろっとした生地を楕円に広げるのも八昌流。
生麺をゆがいて鉄板に広げると、その上に赤いペーストが!
コチュジャンと練り唐辛子をラードで溶いたもので、
ニンニクも入っており、これがうまみとコクを加えます。
そしてじっくり蒸し焼きにしたキャベツ、生地と合わせます。
仕上げは卵2つをチーズと一緒に溶いてオムレツのように楕円に広げ
本体と合わせて、ソース、ホワイトペッパー、青のり、粉末唐辛子をかけて完成!
玉子とチーズの甘みと唐辛子ペーストの辛味、
正反対の味が織りなすフワトロチーズREDのおいしさでした!
吉島病院のすぐ近くの住宅街で、
32年焼き続けている田中圭子さんは89歳です。
朝7時半からお店を開けているということに驚きました!
かつて、夜ご飯を食べに来ていたサラリーマンが
朝ご飯を食べていないと聞いて
「それなら朝食を食べにおいで」とオープンを早めたそうです。
そんなに早く営業しているお好み焼き店はなかなかないため、
観光客にも知られて、よく訪れてくれるそうです。
「材料費が高いというと、逆にたくさん入れたくなるんよ」という圭子さん。
麺は太めで、イカ天は大きな板状のものを割ってたっぷり入れます。
仕上げの卵は2つ! マヨネーズは無料でかけることができるんですよ。
今回はカメラが回って「緊張で手がふるえる」といいながら
たっぷりかけてくれました。
昔ながらの懐かしさを感じるベテランの味、
とっても美味しかったです!
カラオケやマージャンも大好きだそうで
あまり寝なくても元気なの、と。
お客さんがいない時間は、店の前でたくさんのメダカのお世話もしています。
かわいいメダカたちと圭子さんに会いに行ってみてくださいね!
お客さんが好きな麺の硬さやキャベツの焼き加減を選ぶことができるお店です!
大森一樹さんが2025年8月にオープンしました。
まずは、オーダーシートの項目にある焼き方、味の濃さの好み、
天かすの有り無しや玉子の焼き加減を記入。
ゆで麺のそばは硬めからパリパリまで応じてくれます!
18歳からお好みを焼き始めて14年!
お客さんの「お好み」で焼くスタイルにしたのも、
お好み焼きというのは人それぞれにこだわりがあるので
できるだけそれに応えたいと思ってお店を出した大森さん。
複数人で来たときは食べ比べてもらえるし、
毎回違う焼き方にトライしてもらえるので
みなさんに楽しんでもらいたいということです。
私は、麺かため、きゃべつ濃密、味は薄味、天かすなし、
肉あり、玉子よく焼きでオーダーしました!
自家製チャーシューのトッピングもお願いしたので
味の濃さは控えめにしてもらいました。
バーナーであぶったチャーシュー、美味しかったです!
トッピングやその日の気分に合わせて調整できるのはいいですね。
みなさんも自分好みの「御好み焼き」を食べてみてください!
店名の由来にもなっている看板娘は4人姉妹の真ん中の双子なんです!
14年前に父がお好み焼きを始めるとなったとき、
ちょうど学生から社会人への節目だった娘たちに
お店を手伝ってほしいと話し、夫婦と双子の4人でスタートさせました。
姉は写真で紺色エプロンの章衣(あきえ)さん
妹が赤いエプロンの祥衣(さちえ)さんです。
忙しい時は母も含めて3人がお好み焼きを焼くのですが、
今回は一枚を双子の連携プレーで焼いていただきました。
生地の上には、あらかじめソースと天かすで味付けして焼いておいた
そば1玉分をのせます!(調理の時短になりますね!)
うどんも1玉、魚粉、天かす、出汁、ソースで炒めて重ねます。
キャベツ、もやし、豚バラ肉などを二人が交互に置いていくので
スキがなくスムーズ!
卵には隠し味で昆布出汁をいれて、うまみを増します。
両親が取材を見守る中、軽やかな連携であっという間にお好み焼きが完成しました!
二人の雰囲気を表すように、
ふんわりと空気を含んだ優しいおいしさでしたよ!
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